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遺伝子操作で寿命が3割増し!健康とアンチエイジングのカギは血管内皮細胞にあった

ある遺伝子操作を施すことにより、平均寿命が通常よりも約3割も長いマウスを作ることに成功したんだそうです。仮にこれを現代の日本人の平均年齢に当てはめてみると、83歳から108歳に伸びることになるのだとか。また、マウスが正常な体重の場合には長寿になり、肥満の場合には糖尿病や動脈硬化など肥満による様々な病気の進行を防ぐ効果も認められたとのことで、ただ単に寿命を延ばすだけでなく、健康を保ちながら寿命を延ばすアンチエイジング療法の開発につながる発見だと期待されています。

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血管内皮細胞に注目して健康とアンチエイジング効果を実証

健康とアンチエイジングのカギは血管内皮細胞にあった

血管の内側表面を薄く覆い、血液と接する血管の内側の細胞(血管内皮細胞)は、肥満になると慢性的な炎症が起きることが知られていますが、この炎症がインスリンの働きを悪くして、糖尿病や最近話題のメタボリック症候群を引き起こすと考えられています。

そこで、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授らの研究グループは、遺伝子操作によってこの血管内皮細胞の炎症が起こりにくい特性をもつマウスを作ったところ、活動が活発にり、老化のスピードが抑制され、筋肉の血の巡りもよくなることによって体に害を及ぼす活性酸素も減少したんだそうです。また、通常マウスの寿命は約1年9か月であるのに対して、この遺伝子操作によって作り出されたマウスの平均寿命はおよそ2年3か月と約3割も長く、なんと最長約2年8か月も生きたマウスもいたんだとか。

さらに、このマウスを肥満の状態にしたところ、慢性的な炎症が抑えられ、インスリンの効きも悪くなることもなかったことから、肥満の慢性炎症に血管内皮細胞が重要な役割を果たしていることを突き止めたわけです。研究チームの片桐教授は次のように述べられています。

「この研究では血管内皮細胞が、全身の老化を制御することが分かった。血管内皮細胞だけに選択的に働く薬を開発できれば、老化を防ぎ、アンチエイジング療法につながる」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000001-khks-l04 リンク切れ

ただ単に寿命が延びるだけでなく、健康を増進してさらに若さも保てるのであれば最高ですね。今後のさらなる研究に期待せずにはいられません。

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タグ : 糖尿病 血管内皮細胞 肥満 アンチエイジング 寿命 老化
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リキマルコ

ご訪問ありがとうございます!
健康で若返れるところに反応してしまいますね!!今後にますます期待します♪
by リキマルコ (2012-03-14 21:03) 

ソノ日暮

> リキマルコ さん

コメントの承認が遅くなってしまい、大変申しわけありませんでした。

こちらこそご訪問ありがとうございます^^
やはり健康と若さの秘訣は血管にありってことですね!
ってことはつまり・・・
動脈硬化がいかに健康を損ね、
寿命を縮めてるってことになりますな(-ω-;)
by ソノ日暮 (2012-04-13 03:09) 

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