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「猫ひっかき病」ってのをご存じですか?

ネコにひっかかれたり、噛みつかれたりした傷が、10日ほど経った後に赤く腫れてしまったり、リンパ節・・・つまり、ネコによる傷が手であれば脇部分、足であれば足の付け根部分が腫れてしまったり、発熱が長く続いたり、全身の倦怠感や吐き気などの症状が出たことはありませんか?それは「猫ひっかき病」かもしれません。

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「猫ひっかき病」とは?

画像説明

「猫ひっかき病」とは、主にダニやノミなどを媒介して、ネコからネコへと感染する”バルトネラ・ヘンセレ”という細菌が、名前の通りネコにひっかかれたり、噛みつかれたりすることで人間に感染することにより発症する病気です。その主な症状は、前述した通りなのですが、たとえ人に感染したとしても、ほとんどの場合は自然に治癒すると言われていますし、ネコ好きの方にとって気になるネコへの影響は全くなく、ただ保菌期間が長いという特徴はあるものの、それによってネコ自体に何らかの症状が出るわけではないので、どうかご安心ください。

ただし、人間に感染した場合、希に重症化する場合や、微熱などが長く続く場合もあるようです。特に上記の症状・・・特にリンパ節の腫れや、発熱、全身の倦怠感などが長く続いているような場合には、「猫ひっかき病」以外の他の病気であるケースも十分に考えられますので、お医者さんに診察してもらうことをおすすめしておきます。症状が重症化している場合や長く続いてる場合でも、それが「猫ひっかき病」による症状である場合には、エリスロマイシンやドキシサイクリンなどの抗生剤を使うと治りも早いそうですから。

まずは何より予防することが肝心!

「猫ひっかき病」の病原菌がダニやノミによって、ネコからネコへ広がることを考えると、まずは何より飼い猫が感染することを防ぐために、なるべくネコを外へ出さないように躾けることが大切ですね。また、定期的なダニやノミの駆除を行うこともとても効果的だと考えられます。さらに、可愛くてついついやってしまいがちなのですが、病原菌がネコの口の中の粘膜に多く存在することを考えると、食べ物を口移しで与えることは危険ですし、ネコに自分(人間)の口や顔を舐めさせることは極力控えるべきだと言えますね。

もしネコに傷つけられた後で、その傷口やリンパ節が腫れたり、微熱が続いたりしてお医者さんの診察を受ける場合には、たとえ少し前のこと(通常は10日前後で発症するそうです。)で関係ないと思っても、お医者さんに一言ネコに傷つけられた旨を伝えると治療の助けになるので、「こういう病気もあるんだよ」ってことを片隅にでも入れておくと良いと思います。

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タグ : 猫ひっかき病 リンパ節 エリスロマイシン 全身の倦怠感 ドキシサイクリン バルトネラ・ヘンセレ 発熱
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月夜

ねこひっかき病ってわすれちゃいがちで
つい油断しちゃいます。
by 月夜 (2012-03-23 03:12) 

ソノ日暮

> 月夜 さん

コメントの承認が遅くなってしまい申しわけありませんでした。

僕も昔、にゃんこを飼っていた頃、
今考えると結構無茶してました^^;
まぁ、ほとんどの場合は自然に治る程度の病気なんで、
そう心配する必要もないんですけどね^^

by ソノ日暮 (2012-04-13 02:07) 

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