骨粗しょう症予防にサバの水煮缶詰が注目されるいくつかの理由
最近ではかなり周知されてきた骨粗しょう症ですが、今だに日本の患者数は高齢女性を中心に年々増加していて、自覚症状のない未受診者を含めると推計で1300万人に上るとも言われています。そんな骨粗しょう症の予防に、昔ながらの「サバの水煮缶詰」が今、注目されているというお話です。
特に女性が危ない!骨粗しょう症のメカニズム
そもそもヒトの骨は、作っては壊し、また新しく作り直しては壊す・・・といった一定のサイクルを繰り返すことによってその強度を維持しています。ところが、後述するホルモンの影響や、加齢、運動不足、偏食、カフェインやアルコールの摂り過ぎ、さらには喫煙などの様々な要因により、このサイクルが崩れてしまうと、骨が壊されてばかりで再生が追いつかないといった状況に陥ってしまいます。この状況を放置してしまうと、やがて骨の量が減り、その中身もスカスカに・・・これが骨粗しょう症と呼ばれる症状です。
特に女性は閉経後、骨の過剰な破壊を抑える女性ホルモンの働きが弱まってしまうため、どうしても上記のサイクルを崩しやすく、骨粗しょう症患者の約8割が女性とも言われていて、60代女性の実に3人に1人、70代女性の2人に1人が骨粗しょう症を患っている可能性があると考えられています。
カルシウムとビタミンDを効率的に摂取するために
このような深刻な状況の中、最近ではこの骨粗しょう症の予防が盛んに叫ばれているので、骨粗しょう症を予防するためにはカルシウムさえたっぷり摂っておけば大丈夫!ってわけじゃなく、腸管でのカルシウムの吸収を高めるビタミンDもあわせて摂取すべきであると言うことをご存じの方も多いのではないでしょうか?
実際、カルシウムのサプリメントには、この点を考慮してビタミンDを配合したものも現在では多く見受けられますが、もっと身近な食材でもカルシウムとビタミンDを効率的に摂取できるものがあります。それがつまり、この記事のタイトルにある「サバの水煮缶詰」なんですね。
サバの水煮缶が注目されるいくつかの理由
サバなどの青魚にはビタミンDが豊富に含まれています。そして、サバの水煮缶にはカルシウムをたっぷり含んだサバの骨までとても軟らかく煮込んであるので、丸ごと食べることができるのが大きいですね。つまり、カルシウムとビタミンDを同時に摂るにはまさに理想的な食材と言えるでしょう。さらに、国産のサバの水煮缶に使われるサバは脂ののりもよく、頭を活性化すると言われるDHAも豊富に含まれているのだとか。価格も安いですし、味付けも薄味で、様々な料理に利用することもできるので、骨粗しょう症が気になる方は積極的に利用してみてはいかがでしょう。
共通テーマ : 健康 | カテゴリ : 骨粗しょう症
タグ : サバの水煮缶詰 女性ホルモン 骨粗しょう症 カルシウム ビタミンD カルシウムとビタミンDを効率的に摂取 DHA
今晩は!
ご来訪有難うございます!!
by シラネアオイ (2012-03-26 18:16)
お~っ!
サバの水煮缶、たまに食べてます~(^^)
骨粗しょう症に良いのですね♪
by だいず (2012-03-26 20:05)
嬉しいコメントありがとうございます。
骨粗鬆症は深刻な問題ですよね。
サバの水煮缶詰が注目されてるとは知りませんでした( ..)φ
by kumakichi (2012-03-26 23:36)
コメントの承認が遅くなってしまい、大変申しわけありませんでした。
> シラネアオイ さん
いつもお世話になっております^^
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
> だいず さん
サバの水煮缶は味付けがあっさりしてるんで、
色んな料理にも使えるってのが良いですよね~
その上、なによりお安いのがありがたいです^^
> kumakichi さん
骨粗しょう症は怖いですよねぇ(-ω-;)
ハル君にもじゃんじゃん食べさせて、
骨太に育てちゃう作戦ですよ^^
by ソノ日暮 (2012-04-13 11:29)