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睡眠時間が少な過ぎても、多過ぎても心臓疾患のリスク激増!

以前に「睡眠の日」に関連して、睡眠時間が少なすぎる人も多すぎる人も、糖尿病や高脂血症の発症リスクを高めるっていう記事を書いたことがありますが、今回、アメリカのロザリンド・フランクリン医科大学シカゴ・メディカル・スクールの研究チームが、睡眠時間が少なすぎても、逆に多すぎても、心臓疾患を発症する割合も高くなるという研究結果を発表しました。

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5種類の心疾患と睡眠との関連性を大規模調査

睡眠時間が少な過ぎても、多過ぎても心臓疾患のリスク激増!

これまでにも小規模の調査研究では同様の結果が複数寄せられていましたが、今回の調査によると、45歳以上の実に3000人ものアメリカ人を対象にして、うっ血性心不全心筋梗塞冠動脈疾患狭心症心臓発作の5種類の心疾患と睡眠との関連性を調べた結果、1日の睡眠時間が6時間~8時間の人と比べて、睡眠時間が6時間未満と少な過ぎる人も、逆に8時間より多い人も、心臓疾患を発症する割合が高くなったという研究結果が得られたのだそうです。その具体的な数字は次の通り。

毎晩寝不足だと答えた人は、睡眠時間が6時間~8時間の人と比べて、心臓発作や心筋梗塞を起こす割合が2倍、うっ血性心不全は1.6倍高かった。一方、睡眠時間が毎晩8時間を超える人でも、狭心症の割合が2倍、冠動脈疾患の割合が1.1倍高かった。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2868122/8706729

睡眠時間、量でだめなら質で確保も!

今回の心臓疾患の発症リスクにしろ、前回ご紹介した糖尿病や高脂血症の発症リスクにしろ、これだけ具体的なデータが出ている以上、できうる限りこの睡眠時間6時間~8時間の枠は外せないと言えますね。また、人によっては、どうしても6時間以上の睡眠時間を確保することが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな人は量でダメなら質でカバーって感じで、睡眠の質を工夫すればOKだと思います。

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タグ : 心臓疾患の発症リスク 心臓発作 狭心症 冠動脈疾患 うっ血性心不全 睡眠時間 心筋梗塞
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kummy

睡眠を多く取っても健康に逆効果なんですね!
週末は寝だめをしているので…気をつけよう…(^-^;)
by kummy (2012-03-29 13:34) 

ソノ日暮

> kummy さん

コメントの承認が遅くなってしまい、大変申しわけありませんでした。
そして、いつもご訪問&nice、感謝しています^^

そうなんですよねぇ~
この記事でとりあげた心疾患だけでなく、
最近では糖尿病や肥満の原因にもなる・・・
なんて怖い研究結果も出てるみたいなんです。

まぁ、週末の寝だめはストレス解消にはもってこいですし、
体内時計がダダ崩れにならない程度であれば、
あまり気にしなくて良いんじゃないかなぁ・・・
なんて考えてるんですけどね^^
by ソノ日暮 (2012-04-13 11:58) 

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