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理研、若山教授、小保方博士の誰かがウソをついている。

理研、若山教授、小保方博士の誰か

STAP細胞に関しては、当初から疑問の声などが各所で指摘されてはいたけれど、そもそも論文の撤回へと大きく動き出したのは、論文の共同執筆者である若山さんの「信用できなくなった」と語った会見からだったと思ってます。

その会見は平成26年3月10日でした。

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その発言のきっかけになったのは、STAP細胞論文中の画像が、あろうことか小保方さんの博士論文で使用した画像に酷似していることがわかったからだったように記憶しています。

一方、先日の理研の会見の後、それまで口止めされていた(とされている)小保方さんのコメントが文書で発表されました。

そのコメントの全文はコチラ↓
小保方氏 コメント全文 「STAP発見が捏造と誤解される」

その中で、問題箇所の画像の使い回しはあくまで彼女が意図せずに誤って掲載してしまった結果であると、単純ミスに過ぎないんだと明言されていました。

まぁ、その辺はあくまで小保方さんの主張であって、事実かどうかはわからんのだけど、問題はその後の文章。

「真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。

中略

論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。」

もしも本当に真正な画像データが存在し、ネイチャーに対しても既にちゃんと訂正論文を提出しているのであれば、論文を撤回する必要なんてないですよね。若山さんの「信用できなくなった」発言も、いろんな要因が積み重なった結果なのかもしれませんが、少なくともその発端となった部分がこれで解消されるわけですから。

って、そこも重要なんですが、一番の問題はそこじゃなくて・・・
ネイチャーに対して訂正論文を提出した日付です。

> 平成26年3月9日。

つまり、この日付は先の若山さんの「信用できなくなった」会見が行われる前日なんですよね。小保方さんのコメント通り、3月9日付けで”執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出”していたことが事実であるとするならば、若山さんはあの会見でウソをついていたことになりませんか?

すなわち、あの会見の段階では、問題箇所の画像は単純ミスによる別画像を掲載したものだということが判明しており、さらに真正な画像はちゃんと他に存在していて、既にその前日、ネイチャーへ訂正論文を提出していることになります。

たった1日の違いですから、百歩譲って時差等の関係で事が前後していると考えても、少なくともそれよりも数日前には訂正論文を作成しているわけで、論文執筆者の中心人物たる若山さんがそのことを知らなかったってのは考えにくいと思うですよ。

もちろん、若山さんが論文訂正に関して蚊帳の外だった可能性もありますし、若山さんがそれら全てを知りつつ、あえてあの会見では口をつぐんでいた可能性もあります。大きな、大きな力が働いていたのかもしれません。逆に、小保方さんがデタラメを並べてる可能性も否定できません。

理研、若山教授、小保方博士。この中の誰がホントのこと言ってて、誰がウソついてるのかは正直わかりません。

でも、こう言っちゃ語弊はあるけども、極論をすれば・・・僕らにとってはそんなことはどうだって良いこと。信頼性の確保だとか、メンツだとか、責任問題の追及だとか、そんなことはどうだって良い。

要はSTAP細胞が本当に存在するのかしないのか?

重要なのは、ただその一点です。

理研はこれから約1年をかけて、STAP細胞が本当に実在するのか否かを一から検証するのだとか。野依理事長主導の下、論文執筆者の一人である丹羽さんをリーダーにして検証作業を進めていくとは書いてあったけど、その中に小保方さんは含まれるのかはどこにも書いてありませんでした。

理研との対立が明確化した現状にあって、小保方さんがその検証プロジェクトにメンバーとして参加することは難しいのかも知れませんね。

でも、これまでの色んな記事を読むに、STAP細胞作製のキモの部分はすべて小保方さんが担当していたようですよね。だとすると、彼女を抜きにした再現実験ってどうなんでしょ?

これまで色んな専門家がテレビ等に登場して、今後のSTAP細胞研究について意見を述べられてるけど、そのどれものが「もはや研究意欲はダダ下がりで、もう誰もやりたがらないんじゃないか」的な表現をしておられました。

そんな研究に理研がわざわざ大金を投じて、優秀な研究者を使って、フリダシに戻っちゃった感のある研究の検証作業なんてまともにやっていただけるんでしょうか?一年間お茶を濁すような検証作業の末、「やはりアレは小保方さんの捏造でした。」みたいな結論を出してチャンチャン。ってなりそうな気がしないでもないような…(´・ω・`)

小保方さんに対する批判は様々あります。論文の書き方だとか、データ管理の甘さだとか、果ては研究ノートが3年間で2冊とかありえん!とか・・・確かに科学者としては普通じゃないのかも知れないけれど、いつの世も天才ってのは普通の人の感覚とは違うんですよ。

もしもです。

もしも本当に小保方さんがSTAP細胞を発見していたとしたら、人類は非常に大きな損失をすることになると思うんですよね。たとえそうならずとも・・・

例えば数年後、外国の研究者がこれまでにない新しい万能細胞作製に成功!その論文には何だか小難しいことが書いてあるけど・・・あれ?これって結局、何年か前に捏造だの何だのと騒がれた割烹着のリケジョが作った”SMAP”だか”STAMP”だか言う”若返りの細胞”と同じじゃないの?なんてことになれば・・・日本は大損ぶっこいちゃいますよ(´・ω・`)

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共通テーマ : 健康  | カテゴリ : 再生医療
タグ : 論文訂正 ネイチャー 信用できなくなった ウソ 理研 小保方博士 若山教授 STAP細胞
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