宇宙では老化スピードが遅くなった！老化を制御する７つの遺伝子を発見
線虫と呼ばれる医学研究に使われる線形動物をご存じでしょうか？一部の方には猛烈な不評を買っちゃいそうなので、その写真は載せられないんですが、簡単に言えばミミズのような形状をした細長い糸状の生物です。（コチラで写真が見られます）
2004年に打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船で、この線虫、数百匹を国際宇宙ステーションに運び込み、地上へ帰還するまでの合計11日間宇宙で飼育したところ、ある７つの遺伝子の働きが低下し、そのまま飼育を続けていれば老化スピードが緩やかになり、結果的に寿命が延びていた可能性があることがわかったのだそうです。
夢の不老長寿に一歩前進？加齢によって老化を促進するたんぱく質を特定！
「老化防止の特効薬」は、実は誰しもが自らの身体の中に”遺伝子”という形で持っていて、その老化防止の遺伝子を活性化して、いつまでも変わらぬ若々しい身体を維持するためには、腹八分目を一歩すすめて”腹七分目”を実践するだけで良い。そんな話題を以前に取り上げたことがあります。（詳しくは「老化を防ぐ遺伝子を活性化させる簡単な方法」）
ところが今回、加齢に伴って血液中で増加し、高齢者に発症する心不全や動脈硬化、骨粗しょう症などの様々な病気に関係していると見られる老化物質が特定されました。この物質の老化を促進する働きを抑える薬が開発されれば、遂に人類は夢の不老長寿を手に入れることができるかも知れません。
「お肌のゴールデンタイム」は時代遅れ！現代版お肌のゴールデンタイムのススメ
夜10時～深夜2時までの間を、俗に「お肌のゴールデンタイム」とか「シンデレラタイム」なんて呼ばれ、昔からお肌のためにはこの時間帯にきちんと睡眠をとっていることが重要であると言われ続けてきました。ところが、ここにきて従来の「お肌のゴールデンタイム」との考え方は時代後れだとする説が現れ、話題になっているようです。
老化を防ぐ遺伝子を活性化させる簡単な方法
あなたの周りに歳の割にすごく若く見える人っていませんか？人は誰しも生まれながらにして老化防止の遺伝子を持って生まれてきているのだそうです。ところがこの遺伝子を実際に上手く働かせている人は、ほんの一部の人に限られているのだとか。同世代の人に比べて明らかに若く見える人は、本人が意識しているにしろ、偶然にしろ、この老化防止の遺伝子を活性化している人なのかも知れません。
遺伝子操作で寿命が３割増し！健康とアンチエイジングのカギは血管内皮細胞にあった
ある遺伝子操作を施すことにより、平均寿命が通常よりも約3割も長いマウスを作ることに成功したんだそうです。仮にこれを現代の日本人の平均年齢に当てはめてみると、８３歳から１０８歳に伸びることになるのだとか。また、マウスが正常な体重の場合には長寿になり、肥満の場合には糖尿病や動脈硬化など肥満による様々な病気の進行を防ぐ効果も認められたとのことで、ただ単に寿命を延ばすだけでなく、健康を保ちながら寿命を延ばすアンチエイジング療法の開発につながる発見だと期待されています。
