病原性大腸菌O157に”猛毒型”があることを発見!識別方法も既に考案済み
今や食中毒の代表格として恐れられている腸管出血性大腸菌 O157ですが、同じO157に感染した患者さんでも、それほどひどい症状に至らずに回復する人がいる一方で、溶血性尿毒症症候群や脳症など非常に重篤な症状に陥ってしまう場合があり、人によって症状が大きく異なる理由はこれまで分かっていませんでした。
ところが今回、千葉大学の野田公俊教授の研究チームによって、病原性大腸菌O157の中に、健康な人でも死にいたるほどの重い症状を引き起こす「猛毒型」があるとが明らかになりました。
歯ぎしりの原因が逆流性食道炎?むしろ、症状の一つと捉えて早期発見に
歯ぎしりの健康被害は、睡眠の質の悪化や、歯や歯茎への負担が気になるところですが、ひどくなると歯が折れてしまったり、目覚めた時にアゴから頭にかけての疲労感や不快感、時には痛みが出ることもあるのだとか。でも、実際のところ歯ぎしりをしている本人には、まったく自覚のないことがほとんどで、むしろ一緒の部屋に寝ている人の方が不眠に悩まされることにも・・・今日はそんな歯ぎしりに関して、ひょっとすると今流行りの逆流性食道炎が原因なのかも!なんて話題です。
食後の胃もたれ、みぞおちの痛み、すぐにお腹一杯に・・・そんな症状ありませんか?
食後に胃がもたれたり、みぞおちが焼けるように痛む・・・そんな胃の不快症状を訴えて、内視鏡などの検査を受けても、潰瘍やがんはおろか胃の粘膜に炎症すら見つからない。このような症例は、かつては胃下垂や胃アトニーなどと診断され、最近までは神経性胃炎や慢性胃炎などと診断されていたのだそうです。近年では胃粘膜に炎症もないのに「胃炎」と呼ぶのはおかしいなどの理由から、「機能性胃腸炎」と呼ばれるようになりました。
十二指腸潰瘍になるリスク、血液型がO型の人はA型の人の1.5倍
東京大学医科学研究所によると、血液型がA型の人と比べてO型の人の方が、約1.5倍近くも十二指腸潰瘍になりやすいということが判明し、胃がんのリスク遺伝子としても知られるPSCA遺伝子が、十二指腸潰瘍と関係していることも発見したんだとか。これらの発見は、十二指腸潰瘍の早期発見や新たな治療薬の開発につながると見られています。