若さの秘訣は歯？80歳で自分の歯が20本以上キープしている日本人が38％に！
「歯の衛生週間」ってことで、今回も歯に関する話題です。80歳にして20本の自分の歯を維持することを目指す、いわゆる「８０２０運動」を推進する厚生労働省が、６年に１度行っている歯の実態調査の結果、20本以上の自分の歯を持っている80歳の日本人が今回初めて30％を超え、実に38.3％にも及んだことがわかりました。
「歯周病が心臓病の原因になる」ってのはウソかも知れないって話
「デンタルフロスしますか？それとも・・・死にますか？」
1998年の米国歯周病協会によるキャンペーンで使われた、とてもセンセーショナルなキャッチフレーズですが、これによって歯周病が心臓病の原因になることが一躍認知され、現在ではもはや常識とすらなっていると言っても決して過言ではありません。ところが、少し前の話になりますが、この常識を覆す、驚きの研究結果が米国心臓協会から発表されました。
あの虫歯菌が脳出血や大腸炎のリスクを４倍～５倍アップ！ミュータンス菌の恐怖
「ミュータンス菌」とは口の中に存在する様々な細菌の中の一つで、虫歯の原因となる細菌として知られていますね。日本人成人の6～7割がこのミュータンス菌を持っていると言われ、生後15カ月から遅くとも5歳までの間に口移しや食器の共有などで、保菌者の唾液から感染すると考えられています。今回このミュータンス菌が、脳出血や潰瘍性大腸炎のリスクを４倍～５倍も高めることが明らかになったのだそうです。
抜けた乳歯を捨てちゃうのはもったいない！乳歯の驚きの再利用法
僕らが子供の頃は、抜けた乳歯は上の歯であれば縁の下に、下の歯であれば屋根の上に放り投げていました。次に生える永久歯が真っ直ぐ生えてくれますように・・・なんて願いを込めた、古き良き”おまじない”ですが、どうやらこのおまじない、無くなっちゃうかも知れないのをご存じですか？これからは「乳歯を縁の下や屋根の上に捨てちゃうのはもったいない！」そんな時代がやってきたようです。
寝酒が危ない！飲酒習慣と酸蝕症の悩ましい問題
先日、この記事で、食後すぐに歯磨きすると軟らかくなったエナメル質が削られて、酸蝕症（さんしょくしょう）になっちゃいますよ～歯磨きは少なくとも食後30分経ってからした方が良いですよ～って話題を取り上げたところですが、今回、その酸蝕症に関して、飲酒習慣との関連でとても興味深い情報を掲載したニュース記事があったのでご紹介しておきます。
食後すぐの歯磨きはダメ！絶対。
「芸能人は歯が命」なんて言葉が流行った時期もありましたが、歯が命なのは、なにも芸能人だけではありませんよね。健康で長生きするためには自分の歯を守ることが大切なのは言うまでもありませんし、第一、いくつになっても美味しいものを美味しくいただきたいと思うのです。そのために重要なのが、日々の歯や歯ぐきのケアなわけですが、このデンタルケアに関しても日々研究が進んでいて、一昔前までは提唱されていたケア方法が、現在では疑問視されていることも・・・今日はその中の一つ、歯磨きのタイミングについて考えてみたいと思います。
