結局、STAP細胞はなんも救いようのないおとぎ話だったの?
ずっとアノ話題を取り上げてきた以上、一応の決着(自分の中での)はつけなくちゃなんないとも思ってたんですが、事の成り行きを固唾を呑んで眺めているうちに、正直なところだんだんとアノ話題に触れるのがイヤになってきちゃいました。
今もなお、STAP細胞は存在すると信じてる…とまでは言えないけども、存在して欲しいという願望はもっています。が、小保方さん側と理研側、双方が展開してる泥仕合を見てるとなんだか複雑な気持ちで一杯になります。
小保方さんに研究者としての未来が残されているか?
前々記事、前記事に引き続き、今回もアノ話題を。
小保方さんのあの会見以来、連日のようにマスコミによる報道がなされていますし、ネット上でも多くの方が様々な意見を発信されています。
ここでも同じようなことを並べてもつまらないんで、ちょっと違った視点から感じたこと、自分の意見などをちょろっと。
理研、若山教授、小保方博士の誰かがウソをついている。
STAP細胞に関しては、当初から疑問の声などが各所で指摘されてはいたけれど、そもそも論文の撤回へと大きく動き出したのは、論文の共同執筆者である若山さんの「信用できなくなった」と語った会見からだったと思ってます。
その会見は平成26年3月10日でした。
STAP細胞の論文撤回へ。一連のマスコミ報道に思うこと
すっかり月一ブロガーになり果ててしまった私を、あなたは時々、遠くで、叱って。あなたは私の青春そのもの・・・なんて、とっても甘酸っぱい匂い漂う弥生三月。ソネブロの皆様、お久しぶりでございます(*・ω・)*_ _))
前回記事にしたSTAP細胞と小保方さん、何やらエラいことになってますねぇ。
前記事ではただ単に、マスコミの暴走ぶりが、今後のSTAP細胞研究の邪魔にならなきゃ良いけどなぁ・・・なんて、危惧していただけだったんですが、それがここに来て現実になるどころか、論文撤回なんて事態にまで発展してしまいました。
STAP細胞を立証した小保方さんのホントのスゴさについて
うかうかしてる間に1月がしれっと通り過ぎてしまいました!とってもとっても今更なんですが・・・ ソネブロの皆さん明けましておめでとうございます<(_ _;)>
今年ももう残り11ヶ月しかありませんが、 どうぞよろしくお願い致しまする^^;
さて、このブログでは以前よりiPS細胞に関する話題をよく取り上げていたんですが、今回、STAP細胞なる新たな万能細胞が発表されました。
抗がん剤で低下した卵巣機能を凍結保存卵巣の移植で回復に成功!妊娠も可能に
抗がん剤によるがん治療を開始する前に、事前に卵巣を摘出し、そこから正常な卵巣細胞を採取して凍結保存しておき、がん完治後にそれを卵巣内に移植して卵巣機能を回復することに成功したという凄いニュースが、先日飛び込んできました。
実はこの記事、東京オリンピック決定の前からちまちま推敲していたものなんですが、東京五輪の決定ですっ飛んでしまったものを、再び手を加えて書き上げたものです。一時はお蔵入りにしようかとも思ったんですが、面白い着地点を見つけたこともあって、思い切って投稿することにしました。
最初におことわりしておきますが、特に後半部分は多分に勝手な妄想を含んでおりますので、軽く読み飛ばしていただけると幸いであります^^;
健康な105歳以上の長寿者からiPS細胞!iPS細胞に期待されるもう一つの使い途
Laathi / mudgalbharat
久しぶりのiPS細胞に関する話題です。iPS細胞に関する基本的な知識に関しては、以前にまとめた「そもそもiPS細胞ってなんじゃらほぃ」を参照していただければ嬉しいです。
さて、今回のトピックスですが、慶応大の伊東大介専任講師や鈴木則宏教授らの研究チームは、がんや糖尿病など、重い病気を患うことなく、105歳以上まで健康に生きて亡くなった日本人二人の皮膚からiPS細胞を作り、それを神経細胞に変えることに初めて成功しました。
105歳のお年寄りからiPS細胞を・・・なんかスゴい話ですけど、これを読んで「あれ?」って疑問に感じた方はいらっしゃいませんでした?
iPS細胞、高齢マウスから作っても、胎児マウスから作っても同等の効果が!
「iPS細胞を利用した再生治療では、やっぱり若い細胞から作製したiPS細胞から作られた細胞や臓器の方が機能的に優れてるの?」
iPS細胞に関するこんな疑問に対して、今回、名古屋大学の室原豊明教授らの研究チームによるマウス実験によって一つの解答が示されました。特に高齢な患者さんに対する再生医療において、とても大きな問題となる重要なポイントだと思われますので、このブログでも取り上げておくことにします。
ES細胞から立体的な構造を備えた網膜組織を作ることに成功!
前記事「そもそも iPS細胞 ってなんじゃらほぃ?」では、主にiPS細胞に焦点を当てた説明をしたかったので、あえてES細胞についてはかなり簡略化した説明にとどめました。とは言え、iPS細胞の研究はES細胞の研究と密接に関連しており、今後もなおES細胞の研究は重要であることに変わりはありません。ES細胞についての理解を深めるためにも、前記事の説明を補足するためにも、今回は先週発表された研究成果、ES細胞から立体的な構造を備えた網膜の主要組織を作り出すことに成功したというニュースを取り上げておこうと思います。
そもそも「iPS細胞」ってなんじゃらほぃ?ES細胞の課題を克服したiPS細胞の光と影
ここのところiPS細胞による再生医療の話題をよく取り上げていますが、ついつい話が小難しくなってしまってしまいます。ここいらで一つ、自分の頭の中を整理する意味でも、そもそも「iPS細胞」って何なの?同じように出てくる「ES細胞」とどう違うの?そんな基本的な部分について、自分なりにまとめておきたいと思います。
今回も間違いを恐れず、できる限り分かりやすくまとめてみました。一部、あえて簡略化している部分もありますが、ひょっとすると根本的に誤解している部分もあるかも知れません。もしお気づきの点などあれば遠慮なくご指摘していただけるとありがたいです^^