大変ご無沙汰をしておりました。更新再開!とかなんとか調子の良いことを言っておきながら、なんとも情けない話なんですが、とりあえずナニゴトもなかったかのように更新です。
突然ですが、うちのゴミ回収は週に2回なんですよね。
田舎のせいかゴミ出しに関しての規則も緩く、回収日の前日に出してもOKというなんともゆる~い集落に暮らしていたりします。
我が家のゴミ出し委員である僕は、たいてい回収日の前日の夜、お風呂に入る直前に家中のゴミをまとめてゴミ出しをする習慣なんですが、先日の夜、いつものように両手にゴミ袋を持って歩いていたところ、共同のゴミ出しゲージ付近で、思わぬものを見てしまったとです。
その思わぬものとは・・・
こいつです(゚〇゚;)
(注)きっと苦手な人もいると思うので、ご本人の画像は自粛しました。
街灯が一本あるだけの薄暗い状況だったので、その体に施されている不気味な模様も判別できず、体長も5、60センチ程度だったので、最初はヘビの赤ちゃんかわゆす(〃ω〃) なんて呑気に考えてたんだけども、その後のご近所の話を総合するに、どうやらマムシであった可能性が高いとのこと。
以前より、「その辺の草むらにはマムシがおるから気ぃつけなはれや~」なんて話はよく耳にしていたものの、実際にその御姿を拝見してしまった今、その恐怖は何倍にもふくれ上がっています。
さて、そんなマムシですが、北海道から沖縄まで日本全国に生息しているのだとか。まぁ、都市部ではなかなかお目にかかれないでしょうけど、ちょっと田舎に入ると普通にいるらしいんで、誰しもがその毒牙にかかる可能性があると言えますな。
もしもマムシに噛まれた場合、従来の通説はと言うと・・・
「走ったりすると毒が全身に回るから危険なんやで~そんな時はジッと安静にして救急車を待つんやで~」
なんて言われてきたようです。
ところが今回、福岡や兵庫などの救命救急医らのグループによって全国調査が行われた結果、たとえ走ってでも一刻も早く病院へ行く方が、その後の回復が早かったという意外な結果が出たみたいです。詳しくは以下のニュース記事を参照してくだされ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150712-00050010-yom-soci
夜間など診察時間外に噛まれちまった場合は、大人しく救急車の到着を待つ方が良さそうですが、昼間に噛まれた場合なんかは、救急車の到着を待つよりも、最寄りの医療機関に駆け込んだ方が良いかも知れませんね。たとえその病院に血清がなくても、素人にはできない応急処置などしていただけるでしょうし、その後の搬送もスムースに進むんじゃないかなと。
]]>つい先日、がん患者の尿に含まれる特有の臭いを、犬並みに嗅覚の優れた寄生虫である”線虫”に嗅ぎ分けさせてみたところ、95%以上という驚くべき精度でがんを判別してしまいよった(゚〇゚;)…と言う、がん診断に関するすんごい報告がありました。
今回はこのトピックスについて、色々と調べたこと、そして感じたことなんかをあれこれ書いてみたいと思います。今回もかなり独断と偏見と妄想が入り交じっているので話半分ってことで。
これまで一般にがん検診と言えば・・・
(※)痰の中にがん細胞が混ざっていないかを調べる検査です
こんな感じで、がんの種類別に検査方法が分かれていました。
(一度の検査で様々ながんの有無を高精度で診断できる”PET検査”なるものもありますが、検査費用が10万円前後と高額ですので、気安く受けることができる検査とは言えませんよね。)
また、エックス線検査や便潜血反応検査、喀痰細胞診などは、たいした負担はありませんが、胃内視鏡検査や乳がんマンモグラフィー検査などは、痛みを伴う場合がありますし、子宮頸がんの頚部細胞診などは、やはり心理的抵抗のある検査だと言えます。
日本のがん検診の受診率は、最近は随分上がってきているようですが、まだまだ欧米諸国のそれと比較すると低い水準だと言わざるを得ません。その理由は、やはりこれらの”面倒で痛くってお高い”てな要因が影響していると考えられています。
これに対して、今回の線虫による検査技術が実用化されれば、通常の検尿検査と同じ手間だけで、あらゆるがんの診断が可能となるわけです。また、これまでのがん検診では発見が難しかった、ステージ0やステージ1の早期がんも、高精度で判別できるだけでなく、検査費用も100円~数百円程度と、金銭的負担もほとんどありません。
一日も早い実用化が待たれるところではありますが、研究チームによると実用化までにはまだ10年近くかかるとの見通しが示されています。なんでも、さらに判定精度を高めて、いずれはがんの種類の特定もできるようにすることが目標なのだとか。
確かに、線虫に「あなたの体のどこかにがんができてますよ~」なんて教えてもらったところで、がんの発症部位を特定するために、あらためて前述の検査をしなくちゃならないとなると、現段階の技術のままではその恩恵はあまり大きくないのかもしれません。
ただ、がんを発症しているか否かが分からない状態で上記の検査を受けるよりも、どの部位に発症しているかまではわからないけれど、この体のどこかにがんを発症している可能性が高いと認識した上で、上記の検査や医師による問診によって発症部位を特定していく方が、遙かに効果的かつ効率的じゃないかと思うんですよね。
ちなみに、今回の実験において、がん患者をがんと診断できた確率(感度)は95.8%、健常者を健常者と診断できた確率(特異度)は95.0%と、驚くべき精度を誇っています。
その一方で、現在一般的に行われている血液検査によりがんの有無を判別する”腫瘍マーカー”で、今回の実験で対象となったがん患者を検査してみたところ、がんと診断できた確率はたったの16.2~25%に過ぎなかったのだとか。
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/12/358/
そもそも腫瘍マーカーはがんの早期発見にはあまり役に立たないみたいですし、こと”がんの早期発見”可能性という観点から考えれば、たとえ現時点での”線虫がん診断”では発症部位の特定はできなくとも、利用価値は十分にあると感じるんですがいかがでしょ。
と言うか、今回の実験で使われた線虫は、生物実験でごくごく一般的に使われていて「C.エレガンス」という名前で呼ばれる線虫なのだそうで、飼育も非常に容易なんだそうな。
具体的な検査手法も、本当は”研究者にしかわからないコツとかレシピみたいなもの”があるのかも知れないけれど、説明だけ聞いてると、シャーレ上にばらまかれた線虫の上に、尿を1滴垂らして反応を観察するだけ…なんて、とっても簡単そうですし、なんなら線虫君だけでも、格安で販売してくれないかなぁ~なんて思ったのは僕だけじゃないはず。
]]>今年こそはキチンと更新しようと秘かに意気込んでたんですが、ふと気がつくとトップに強制広告が・・・こればっかりはみっともないったらありゃしないので、とりあえずサクっと更新しておきます。
と言っても、相も変わらずバタバタしていて、新しいトピックスのチェックすらできていない状況で、このブログのメインテーマに沿ったネタがありません。仕方ないので、今回はとりあえずってことで、最近導入した「Keyswap」というフリーソフトについて書いてみようかと。
この「Keyswap」というソフト、その名前からもわかる通り、キーボードのキーバインドの変更、つまりキーの入れ替えや無効化を補助してくれるユーティリティなんです。
この目的を果たすためには、本来であればレジストリを直接編集しなくちゃなんないんですが、このソフトを使うと、ごくごく直感的な操作だけで、キーの入れ替え等が簡単にできちゃうんですよね。
僕はずっと以前にレジストリを直接書き換えて、ほとんど使わない・・・と言うか、その存在価値すら理解できない「Caps Lock」を「Ctrl」キーに変更するっちゅうカスタマイズはしてたんですが、ごく最近、ひょんなことからあることに気付いたんです。
スペースキーの両脇にある「無変換」キーと「変換」キーってあんま使ってないよなぁ・・・
しかもこのキーの場所って、ホームポジションである左手人差し指を「F」キーに、右手人差し指を「J」キーに置いた時、自然に両手親指が上にくるとってもホットな場所なのにも関わらずです。
僕は左右のShiftキーは左右それぞれの小指で押してるんですが、これらのボタンを押す時には、やはりどうしてもホームポジションからちょっとだけズレちゃうんですよね。
まぁ、ズレると言っても左右に1~2センチ程度なんで、何ら意識せずにホームポジションに戻ることができるんですが、例えば今回の記事で沢山でてくる「Shift」だの「Ctrl」だの「Caps Lock」だのを入力する時は、両手が激しく左右にブレるので美しくありません(謎
そこで前述の「無変換」キーと「変換」キーに、左右のShiftキーを割り当てたら楽になるんじゃあるまいか?そう思い立って、まずは以前に「Caps Lock」を「Ctrl」に変えたように、レジストリの編集方法をググってやってみたんです。しかし、何故かうまくいかなくって、途方に暮れた挙げ句に出会ったのが、今回の「Keyswap」なんですよね。
他にもキー割り当ての変更を目的としたソフトは色々あるようなんですが、このソフトのウリは何と言ってもキーバインドの変更を下図のような直感的な操作だけでできることです。
変更したいキーとそのキーに割り当てたい機能を、設定画面のキーボード状の表示からクリックして選ぶだけ。あとは「終了」ボタンを押してPCを再起動すれば、サクっとレジストリが書き換わるんです。もちろん変更後はこのソフトを常駐させる必要もありません。
今回はとりあえず「無変換」キーと「変換」キーを左右のSiftに変換してみたんですが、ひょっとするとこの二つのキーには、むしろShiftキーよりも押しにくいCtrlキーを割り当てた方が幸せになれるかも知れませんね。特に「無変換」キーにCtrlキーを割り当てた場合は、入力時に限らず使用頻度が高いCtrl+C、Ctrl+Vが左手だけでできるようになりますし。
ちなみにこのソフト、正式名称を「KeySwap for XP」と言うんですが、XPだけじゃなくWindows7にもVistaにも対応しています。
]]>嵐のような弟一家の年末年始の里帰り、親戚のお年賀訪問、家族での初詣、親友たちとの新年会と、昨日で年末年始の全ての行事が無事に一段落つきました。今日一日のんびり過ごして、明日からはまた平常通りの生活が始まります。
「一年の計は元旦にあり。」
”元旦”という好機は既に逃がしてしまったものの、ゆっくりと今年一年の抱負など考えるには今日しかない!それでもって、それをネタにブログの更新もしちゃおうぜ~なんて軽い思いつきなのは秘密です^^;
我が家では毎年初詣の際、お寺に隣接する写経道場にて般若心経の写経をしています。年始の写経は今年で16年目になるのですが、実は我が家の宗派は異なるので、般若心経の本来の意味はサッパリわかりません^^;
般若心経の本来の意味を理解した上で写経をすれば、また違った見方になるんだと思われます。でも、ここは宗教とはちょっと距離を置いて、純粋に”写経”という行為から得られたこと、学んだことから一年の抱負とやらを無理矢理引っ張り出してみたいと思います。
まっさらな半紙に真っ黒い墨を含ませた筆先を落とす。いまだに冒頭は緊張で筆先が震えます。しかも般若心経の最初の文字である「摩」がまた意地悪なほど難しいんですよ。今年も例によって最初の「摩」の字はダメダメでした(´・ω・`)
でも、そうやって一文字一文字進めていくうちに、いつの間にか心がすっと静かになってくるから不思議です。手の震えもおさまり、やがて筆先にも神経が届くようになって、筆に含む墨の量まで把握できる・・・ような気になってきます。
当初は失敗の連続だった文字も、段々に納得できる文字が増えて来ると、一文字の中で修正が効くようになってくるんです。この感覚を説明するのは難しいんですが、たとえ文字の最初の一画、二画に失敗しても、文字全体としてバランスが取れるようになってくるんですよね。
これはお経全体でも同じで、たとえ冒頭の数行に納得のいかない文字が並んでいたとしても、中盤、後半あたりから納得できる文字が増えてくると、最後まで書き上げて”般若心経”全体として俯瞰した時に、思わずうっとりするような出来映えに仕上がることも少なくありません。
「最初は失敗しても当たり前!とにかく恐れずに一生懸命続けてみることです。きっと何か見えてくるものがあるはず。
細かいところにこだわってばかりじゃダメよダメダメ!何より全体のバランスが大切なの。ほら、見てご覧なさい。こうやって出来上がったものを眺めてみると、あなたの納得できる一枚ができたでしょう。」
今年もそう教えられているような気がしました。
以前の自分が、一文字一文字綺麗に、お手本通りに書けたかどうかにこだわっていたように、これまでの自分は写経に限らず、何事についても細部にこだわってしまう傾向がありました。
たとえ部分的に失敗していても、全体としてバランスがとれてさえいれば、それはそれで成功と言っても良いんじゃね?今年はそう楽に考えて、失敗を恐れず何事にもフットワークを軽くチャレンジしてみたいと考えています。
皆様にとって今年も良い一年になりますように。
そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
日本人選手の活躍に、連日大いに盛り上がっているアジア大会ですが、その裏?で、こっそりとイタリアで開催されている世界バレー、ご覧になってますか?
先日は惜しくも中国にフルセットの末敗れはしましたが、無事に1次リーグ突破を果たし、いよいよここからが本番!って感じなんですが・・・ひとつずっと気になってることがあるんですよね。
相手チームの得点が入る度にプァープァーとランダムかつ大音量で鳴り響くラッパみたいな音。気にしない気にしない。気にしちゃいけない。でもやっぱ気になる。うんにゃ気になってしゃないやんもぉ~我慢ならん!寝る(`・ω・´)
毎回こんな感じで途中離脱してます。まぁ、夜中スタートなんで眠気に我慢できないってこともあるんだけども、見てるだけの自分ですらあんなにイライラさせられるんだから、やってる選手の皆さんの心中はいかばかりか・・・
あのラッパの音。最初はたまたま相手国の応援スタイルがあんなんで、「悪い国に当たっちゃったよなぁ・・・」なんて思ってたんだけども、相手国が変わっても毎回同じ音が鳴り響いてるところを見ると、どうもその趣旨は単なる自国の応援ってわけじゃなさそうです。
そもそもバレーボールの世界大会って、なぜかよく日本で開催されますよね。しかも対戦するチームとか、その順番とか、すごく日本に有利な条件で開催されているような気もします。でも、それってどうやらちゃんと裏があったようなんですよね。詳しくはコチラを↓
なぜこうまで日本が優遇されているのかというと答えは単純で日本がFIVBにとって一番儲かる国だからである。バレーボール自体はマイナーなスポーツのため商業的には日本なしでは成り立たないほど日本が突出して貢献している。
FIVBにしてみれば日本が弱くなってバレー人気がなくなることが一番痛い。よってワールドカップでも日本が相性の悪い相手はワイルドカードで選ばず、日本が勝てそうな国を選んで少しでも五輪出場権争いができる位置に来させようとする(世界大会でメダル争いのできる位置にいると錯覚させる)。
主要な部分のみ引用させていただきましたが、この部分以外にも、日本が有利になるように色々と策を弄しているようです。今まで”うすうす”は感じてたんだけど、やっぱりそう言うことだったんですね。
って、話が少しそれちゃいましたが、よくよく考えてみれば、日本で開催される大会での日本の応援って、相手国の選手やその国を応援する人にとってみればエゲつないんじゃないのかなと、恥ずかしながら初めて思い至ったわけです。
空気で膨らませた棒のようなものを観客に配布して、バンバンと音を立てさせたり、試合中でもDJみたいなマイクの先導に従って「ニッポン!ニッポン!」の大コール。いくらホームの強みだって言っても、それはちぃとやり過ぎかと。
今回のイタリア大会で我々をイライラとさせているあのラッパ音も、日本で開催された大会では、日本の過剰な応援で全ての対戦国が同じようなことを感じてたんだと思うと、腹が立つどころか、こっ恥ずかしい気持ちで一杯になりました。
「おまえらも日本では同じことやってるんだぜ。どう?ムカつくでしょ?たまらんでしょ?恥ずかしいでしょ?」って言われているようで・・・
バレーは流れのスポーツだから、派手な応援はきっと想像以上に効果があるのかも知れません。ホームで試合をする以上は、応援による恩恵があって当然だとは言えますが、せめて鳴り物を鳴らしたり、マイクを使ったコールなどの過剰な応援は控えるべきじゃないかと。
やっぱり世界的にマイナーなスポーツってことで、興行のことやらも考えなくちゃなんないんでしょうが、バレーボールは少なくとも日本ではとても人気のあるスポーツですし、あんな過剰な応援をしなくても世界と対等に渡り合えるだけの実力はあると思うんですよね。
2次リーグからはあのラッパ音が無ければ良いんですが・・・
]]>最初は前記事の末尾に追記って形で掲載するつもりで、つらつらと書いてたんですが、どんどん膨らんで妙に長くなっちゃったので、別記事としてアップすることにしました。
やはりデング熱の国内感染者、続々と増えてますねぇ・・・
今や首都圏だけでなく、日本の広い地域で確認されていますが、幸い、まだ重症化した患者さんは出ていないようですし、マスコミが大騒ぎしているほど、闇雲に怖がる必要もないと思ってたりします。
また、現時点ではあくまで感染場所を代々木公園に限定しているようですが、発熱や頭痛などの症状のある人のうち、単に代々木公園やその付近に寄った心当たりのある人が検査を受けているだけのような気がしないでもありません。
いずれにしても、これだけ国内感染者が出ているということは、症状の出ていない感染者が、今回確認された人の数倍存在するわけで、その人が地元に帰った先でヒトスジシマカに刺されれば、さらにその地元で感染が広がるのは必定かと。
前記事にも詳しく書いたのですが、そもそも医療が充実している日本において、デング熱はそれほど恐ろしい病気ではないと思われます。
症状が出ないことも多いようですし、たとえ出たとしても重症化するのはほんの数%です。死に至る可能性のある本当に怖いデング出血熱にまで発展するのは、あくまで適切な処置がなされなかった場合で、ほんのひとにぎりだと言われています。
前記事の結論である、「 これまで国内感染が確認されていなかったのは、単に検査をしていなかっただけで、実はこれまでにもデング熱は普通に国内感染していたんだけど、みんな普通に克服していた 」説が正しいかどうかはわかりませんが、発熱や頭痛が続けば病院へ行く。そんな、これまで通りの対処をしておけば、デング熱と言えども何ら恐れる病気ではないんじゃないでしょうか。
と、あくまでもこの結論は変わらないのですが、前記事の細部の数字について、少し訂正をしておきたいと思います。これまで多かった危機感煽り系の記事とは対照的に、冷静な対応を呼びかけている昨日の毎日新聞の記事からの引用です。
厚生労働省によると、デングウイルス感染者のうち高熱や頭痛、発疹などの症状が出る人は10~50%。重症化するのはそのうち1~5%程度で、06~10年に海外で感染した国内発症者581人中、重症になったのは24人(約4%)だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140901-00000092-mai-soci
前記事ではWikiの記述から、感染しても症状がでない人が80%と仮定した上であれこれ考えてみたのですが、最新の厚労省の発表によると、その確率は50~90%とのことです(症状が出る確率が10~50%なので)。
えらい範囲が広いですが、デング熱には異なる4つの型があり、その型による違いや、異なる型の重複感染などによっても変わってくるからとかがありそうですね。これは勝手な憶測ですが・・・
あと、前記事では重症化する確率は5%程度と書きましたが、実際には1~5%とより低めに抑えた数字のようです。もっとも、重症化する前に適切な治療を受けさえすれば、さらに低く抑えることができると思われます。
さらにもう一点。前記事の最後の方で、「 主に蚊でしか感染が広がらないデング熱なんて恐るるに足りない病気 」などと勢いで書いてしまいましたが、実は人間にとって地球上で最も危険な生物は蚊なんだそうです。なんと蚊によって年間72万5千人もの人が命を落としてるんだとか。
また、蚊による感染症はデング熱だけではなく、1999年にニューヨーク市周辺で大流行した西ナイル熱も、今回話題になったヒトスジシマカや、同じく日本に生息するアカイエカがウイルスを媒介しうるので、渡り鳥などでひとたびウイルスが日本に入り込めば、感染が広がる危険性もあるようです。
中には、今回のデング熱の国内感染は、温暖化の影響による危険な蚊の生息域の拡大が原因なんだから、より致死率の高い黄熱病やマラリアが日本に上陸する日が来るかも!なんて無駄に危機感を煽ってる記事もありますが、さすがにそれはちょっと言い過ぎかと。
ちなみに今回の件は温暖化とはあんまり関係ないと思うんです。確かにヒトスジシマカの生息域は、かつては関東地方が北限だったらしく、それが温暖化の影響で東北にまで北上したわけですから、その意味では影響があったと言えます。
しかし、流行地におけるデング熱の主な媒介蚊である”ネッタイシマカ”が、温暖化によって日本に定着したわけではありません。あくまで日本でデング熱の感染を広げているのは、日本に元々生息していたヒトスジシマカなんです。
いくら温暖化が進んだとしても、黄熱病を媒介するネッタイシマカや、マラリアを媒介する種のハマダラカ(マラリアとは関係のないハマダラカは既に日本に生息しているようです)が日本に定着するのは、このまま温暖化が進むとしても、まだまだ先の話なんじゃないかなと。
とは言っても、人類の”最大の敵”、蚊を甘く見ちゃいけませんね!謹んで前記事の該当部分を訂正させていただきます(*・ω・)*_ _))
via.
http://rocketnews24.com/2014/05/07/438622/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140830-00000007-ykf-soci
そのウイルスに感染すると突然の高熱を発症し、次いで顔面紅潮と結膜充血を伴い、やがて鼻がみるみるうちに巨大化する恐怖の感染症・・・
と、その病名を微妙に読み違えた上に、症状まで勝手に想像しては、「なんて恐ろしい病気なんや(゚〇゚;)」と子供心にガクブルしていた「天狗熱」、もとい「デング熱」の国内感染が、先日およそ70年ぶりに確認されました。
今回、国内感染が確認された3人の証言から、どうやら東京都渋谷区の代々木公園の蚊に刺されて感染した疑いが濃厚となり、同公園の閉鎖、並びに公園内の蚊の駆除が徹底的に行われた模様です。
蚊の活動範囲は50~100メートル程度とそう広くないので、恐らく今回の国内感染騒ぎを引き起こしたデングウイルスを持つ蚊は、既にお亡くなりになっている可能性が高く、これで一安心と言ったところですね。
めでたしめでたし。
と、こんな感じでこぢんまりとまとめてみても、ちっとも面白くないので、ここからはいつものように、僕の勝手な妄想をぶちまけてみたいと思います。多分に独断と偏見が入り交じっているドキュメンタリーちっくなファンタジーですのでお気をつけくだされ(*・ω・)*_ _))
冒頭にも書いたように、恥ずかしながら結構最近まで「デング熱」を「テング熱」と思い込んでいたくらい、僕には「デング熱」に関する知識はありませんでした。
なので、いつものごとく興味の赴くままに色々と調べておったんですが、まずは、デング熱のWikipediaにあった”ある記述”に注目してみました。その記述とは・・・
デングウイルスに感染しても8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんどである。しかし、5%の感染者では重症にまで発展し、さらにごく一部では生命を脅かすこともある。
マスコミの報道では、”重症化するケースはまれ”との表現はあるものの、たとえデングウイルスに感染しても8割は無症状で、症状が出た場合でも軽度の症状で済むのがほとんどだってことは、あまり報じられてないような気がするんですがいかがでしょうか?
むしろテレビの情報番組のいくつかは、統計上はたった5%程度である”重症に陥ったデング熱感染経験者”をどこからか探し出してきて、その症状の恐ろしさや辛さを証言させては、無駄に危機感を煽ってるように思えてなりません。
次に注目したのは、デングウイルスを媒介する蚊です。
まぁ、この辺の情報は、テレビや新聞などでも散々解説されているので、ここではごくごく簡単に・・・
デング熱の主たる媒介蚊は、流行地に生息する”ネッタイシマカ”ですが、この蚊は日本には生息していません。
しかし、日本の青森県以南に普通に飛び回っている、いわゆる「ヤブ蚊」と呼ばれている「ヒトスジシマカ」にも、デングウイルスを媒介する能力があります。
つまり、北海道以外の日本全国において、デングウイルスを媒介できる蚊が、その辺を普通に飛び回っていることになりますな。
さらに調べてみると面白いことがわかりました。
今回、デング熱の”国内感染者”が70年ぶりに確認されたことが話題になったわけですが、国内感染こそ70年ぶりなのですが、”輸入感染者(※)”は毎年かなりの数確認されているようです。
(※)輸入感染者は、渡航先でデング熱に感染した日本人が帰国後に発症したり、デング熱の流行地で感染した外国人旅行者等が、来日後に発症した場合にカウントされます。
上図は、国立感染研究所の「デングウイルス感染症情報」からお借りしてきたのですが、ここ5年だけ見ても、2011年こそ113例と少なかったものの、それ以外の年はコンスタントに毎年200症例を超えています。
ちなみに2014年度分は、6月27日現在で81例ということです。今年はデング熱の流行地であるブラジルでワールドカップがあり、渡航者が多かったので例年よりも多くなることが予想されます。
で、ここで考えてみました。
この輸入症例数というのは、どうやってカウントしてるんだろう?
やはり突然の高熱や、頭痛(目の奧に何かが突き刺さるような激痛なのだとか)、全身の筋肉や関節の痛み、発疹など、デング熱特有の症状が出たために、デング熱の検査を受け、その結果、陽性と診断された人の数なんでしょうね。
ちなみに、日本の普通の医療機関には、デング熱の検査キットなどないそうです。疑わしい症例があった時は、患者の血液を検査のできる国立感染研究所などに持ち込んで検査してもらう必要があるのだとか。
さらに言えば、これまでは医師の間でさえデング熱に対する認識は、あまり高くなかったとの声もありますし、もともとデング熱には特別な治療法などなく、その治療はあくまでも対症療法で、しかもほとんどのデング熱患者は1週間程度の対症療法で回復するようです。
毎年輸入症例として計上されている200人超という数字は、デング熱に感染した人のうち、医療機関へ駆け込むほどの症状が出た人で、さらにその症状から、診察をした医師が「もしや!」とピンと来て、患者の血液を検査機関へ持ち込み、検査の結果、陽性反応が出た人数に過ぎず、デング熱に感染した人のごくごく一部に過ぎない数字なんじゃないかと思うのですよ。
最初に挙げたWikiの記述を思い出してみてください。
デングウイルスに感染しても8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんどである。
ここはより単純化して、デングウイルスに感染した人のうち、8割は無症状で、残りの2割の人に症状があらわれ、その全ての人が病院に駆け込み、その全ての症例について担当した医師が検査に回し、その全てが陽性だったと仮定すると・・・
毎年の調査で計上されているデング熱の輸入症例が200人ってことは、デング熱に感染しているにもかかわらず、何らの症状も出ず、もちろん病院にも行かなかった人が、日本国内に毎年800人もいると言うことになります。しかも、この数字はかなり少なく見積もっての数字です。
もちろん何の症状も出ていなかったとしても、デングウイルスに感染しているわけですから、体内で自然にデングウイルスが駆逐されるまでの間は、その人はデングウイルスのキャリアと言えます。その間に、その辺を飛び回るヤブ蚊がその人を刺し、さらに別の人を刺せば・・・
今回はデング熱の国内感染が、診察した医師の機転によりたまたま確認されたわけで、それが70年ぶりというセンセーショナルな要素が加わって、マスコミの格好のエサになった感があります。
しかし、実はデング熱って、いちいち検査してないだけで、すでに普通に国内感染してるんじゃないの?って思っちゃったわけですよ。
もちろん重症化すると死にも至る恐ろしい感染症かも知れませんが、言ってみれば普通の風邪やインフルエンザであっても、重症化すれば死に至るわけですし、風邪やインフルエンザが飛沫などでヒトからヒトへ感染することを考えれば、ヒトヒト感染はせず、主に蚊でしか感染が広がらないデング熱なんて恐るるに足りない病気だと言えるのではないでしょうか。
と、強がってはみたものの、実は身のまわりにデング熱に感染している人が意外といる可能性があること。そしてデングウイルスを媒介するヤブ蚊がその辺をブゥ~ンブン飛び回っていることを考えると、できるだけ蚊に刺されないようにすべきだとは言えますね。
”ヒトスジシマカ”の活動時期は、5月中旬~10月下旬頃までなのだとか。少なくともあと2ヶ月は注意しておいた方が良さそうです。
Photo credit: MShades via FindCC
【注意】 これはあくまで個人の感想です。この一連の考察は、最初に挙げたWikipediaの記述が正しいことを前提にしていますが、皆さんもご承知のように、Wikiの情報が常に正しいとは限りません(´・ω・`)
ちなみに現時点では、一般にデング熱はまだ日本国内には定着していないと考えられています。
【追記】 2014.09.02
この記事のいくつかの記述に関して、訂正したい部分が出てきましたので、次の記事でこの件の続報かたがた、訂正を入れさせていただきました。
「眠れなくても良いから、布団で横になれば体と脳を休めることができる。」
「就寝中は眠りの浅い”レム睡眠”と眠りの深い”ノンレム睡眠”が、1.5時間の周期で繰り返されている。」
このような話、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。もはや睡眠に関する常識と言っても良いくらいですが、実は今、最新の研究によりこれらの常識が否定されつつあることをご存じですか?
これまでの様々な研究により、睡眠不足が糖尿病や高血圧、心疾患、高脂血症、肥満などの生活習慣病のリスクを高めることが確認されており、このブログでもこれまでいくつか取り上げてきました。
よく「たとえ眠れなくても、布団に入って横になって目をつむっていれば、身体や脳を休めることができる。」という説があります。まぁ、翌日に大切な試験や試合がある・・・なんて時に緊張でなかなか眠れないような時など、この説があるお陰で少し救われた気持ちになれたものです。
しかし、最近の研究により不眠症の人が布団に入って横になるだけでは、糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病のリスクを抑制できないことがわかりました。
つまり、体や脳をしっかりと休め、生活習慣病のリスクを下げるためには、ただ横になって目をつむるだけではなく、脳が休む…つまり”眠る”という行為そのものが必要なのだとか。
眠りの浅いレム睡眠は「体の眠り」、眠りの深いノンレム睡眠は「脳の眠り」と言われ、人間は就寝中、この2種類の眠りを交互に繰り返しています。
より具体的には、深い眠りであるノンレム睡眠が20分~30分続いた後、浅い眠りに引き戻されてレム睡眠の状態になるのですが、この深い眠りに落ちてから浅い眠りに引き戻される一つの周期が約90分だと言われていました。
誰しも、目覚めるタイミングによって、スッキリ目覚めるケースと、異常に目覚めの悪いケースがあることを経験的に知っていると思います。それは眠りの浅い状態で目覚めると比較的スッキリ目覚めることができ、逆に眠りの深い状態で無理矢理目覚めると、辛い目覚めになると考えられています。
理想的には眠りの深いノンレム睡眠に入る前、すなわちレム睡眠が終わった直後に目覚めることができれば、最も気持ち良く目覚めることができるわけです。
そこで、先ほどの説に従うならば、睡眠時間を1.5時間の倍数で設定することで、スッキリと目覚める確率を上げることができる…と考えられてきました。
ところが、人間の睡眠周期はおおよそ1.5時間のサイクルを、ただ単純に繰り返しているわけではないことのみならず、睡眠の周期に関する様々な事実が、最近の研究により明らかになってきました。人間の睡眠周期の平均は100分±30~40分で、明け方になるほどレム睡眠が長くなる。体調や日によっても異なり、睡眠周期から起床時間を決めるのは非常に難しい。明け方には全般的に眠りが浅くなり、そこで起きることになります
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140715-00000002-sasahi-hlth
つまり、100分±30~40分ということは、実際の睡眠周期の幅は最大20分~140分と非常に広く、明け方になるほど深い眠りに落ちている時間が長くなる傾向があり、さらにこれには個人差があるだけでなく、同じ人の中でもその日の体調などによって変動があると言うことです。
と言うことは・・・よりスッキリと目覚める確率を上げるために、「1.5時間の倍数で」といった睡眠周期から睡眠時間を設定し、そこから起床時間を決める。なんてことは、理論的にはもはやナンセンスだと言うことになりますね(´・ω・`)
かくなる上は、これまでのように目覚ましの時間をピンポイントで設定するのではなく、1時間程度の幅を持たせた上で、枕などで脳波をリアルタイムにモニターしてレム睡眠の終わりを察知した瞬間に、優しい音声と心地良い振動で揺り起こしてくれる画期的な目覚ましシステムの開発が・・・って思ったら、既に似たようなものがいくつかあるようです。
自分が試していないので、あえてここではご紹介しませんが、気になる方はググってみてくだされ。リアルな目覚し時計は結構お高いみたいですが、スマホアプリも色々あるみたいなんで、まずはそちらで自分に合ったものを探してみるのが良いかも知れませんね。
]]>このブログでも以前から何度も取り上げてきたテーマなんですが、健康には欠かせない要素だとは分かっているものの、日常の運動というのはなかなかにして難しいもの。
実際に体を動かしてみるととっても気持ちが良いし、「これくらいなら楽勝!毎日でも続けられるぜ~」なんて思うんですが、ふと気付けば知らず知らずのうちに「楽勝」ならぬ、「楽しよう(楽をしよう)」としている自分に愕然とすることもしばしば。
この「楽しよう」現象は歳を重ねるごとにひどくなる一方のようで、ここ最近少し太ってきたこともあるし、直近の健康診断ではコレステロールの成績がちょいと伸びてたこともあるし、そして秋には血液検査も控えてるしで、そろそろ運動始めなくっちゃなぁ・・・なんて漠然と考えていたところでした。
そんな時に出会ったのがこの記事です。
運動不足解消のためにと、まとまった時間をとってウォーキングに出掛けたり、スポーツジムへ通ったり・・・なんて、できればそれに越したことはないんですが、できないものは仕方ないし、続かないものは意味が無い。でも、それでも大丈夫!
日々の生活の中で、今より1日10分だけ体を動かすことをプラスしていけばOKで、しかも10分連続でする必要すらなく、1日の中で1分、2分と小刻みに積み重ねて、その合計が10分になれば良いという、なんとも魅力的な内容でした。
例えば・・・
そんな日常のちょっとしたことを、ちょっとずつ意識して積み重ねていくだけでも、1週間単位、1年単位でみると、大きな違いになって自分に返ってくるんですって!「チリもつもれば山となる」の「チリつも」で運動量を稼ぐ作戦です。
根っから素直な僕は、この記事を読んで「よし!さっそく今からやってみよう!」と、とりあえず背筋をピンと伸ばしてお腹に力を入れてはみたんだけど・・・秋の血液検査までには間に合わないよなぁ、やっぱ(´・ω・`)
]]>風邪は万病の元と言いますが、実はこう見えて、風邪に対する自分流の対処法ってのがあったりします。
それが功を奏するかどうかは別として(マテ)、上手く風邪を回避できた時は「どんなもんでぃ!」と高笑い。
どっぷりひいちゃった場合でも、「風邪薬なんぞに頼らずとも、自己免疫力でもってウイルスなんぞすっ飛ばしてくれるわ」みたいな、妙な自信みたいなものを持ってたりするんですよね。
まぁ、免疫力ですっ飛ばすなんて豪語してる割には、いつも漢方薬くらいはちゃっかり飲んじゃうんですが、風邪でお医者さんに行くことはほとんどありませんし、数日もあればしっかり治す自信もあります。
って、なんかすっごい秘密の対処法を持ってるような書き方をしてますが、何のことはない風邪を本格的にひいてしまった時は、厚着をして、布団をめいっぱいかぶって、ただひたすら眠るだけなんですけどね^^;
そんな風邪に対する自分の中での必勝法があるにもかかわらず、数年前にひいた夏かぜにはトラウマ並みの経験をしました。
いつものごとくしっかり着込んで、布団に潜り込んだんですが、汗をダラダラかくせいか、暑いんだか、寒いんだか、熱いんだか、冷たいんだか・・・そんなわけのわかんない状態になるし、数日頑張っても一向に治る気配もなく、自分ではもうどうにもならなくなってスゴスゴと病院へ行きました(´・ω・`)はい。
あの時はホント、夏かぜの恐ろしさをイヤというほど思い知らされたわけですが・・・そんな夏風邪が今、西日本を中心に大流行の兆しを見せているようです(やっと本題)。
なんでも「ヘルパンギーナ」っちゅう夏かぜの代表的な病気で、感染すると高熱が出て、口腔内の粘膜に水疱性の発疹がでるウイルス性疾患なんだそうな。
主に乳幼児が感染する夏かぜとのことなので、特に小さなお子さんのいるご家庭は注意が必要ですね!ヘルパンギーナは感染した人の咳や唾液などに含まれるウイルスによって感染するようなので、通常の風邪と同様、うがいや手洗いを徹底にするとともに、感染の疑いがある場合には早目にお医者さんへ連れていってあげてください。
各都道府県の感染状況など、詳しくはコチラを参照していただければと思います。
]]>思い起こせば2年前の夏、ロンドンオリンピックでサッカー日本代表が男女ともに大活躍しているまさにその時、こんな記事を書きました。「ロンドンオリンピックと睡眠障害と・・・暑中お見舞い申し上げます!」
めちゃくちゃ眠たいのにいざ眠ろうとするとなぜか眠れない・・・昼間の異常な眠気や倦怠感も日に日に強くなってきていよいよヤバいよ、夜な夜なオリンピック観戦してる場合じゃないよ!って時に書いた記事です。
幸い、すぐに対策をしたのが功を奏したのか、その後すぐにまたぐっすり眠れるようになったんですが、あの時僕が体験したあの異常な感覚。睡眠障害の症状としてはまだまだ序の口だったんでしょうが、睡眠障害の恐ろしさを垣間見たような気がしました。
それから時を隔てること約2年。今まさにワールドカップの決勝トーナメントが始まりました。残念ながらザックジャパンは予選リーグに敗退してしまいましたが、サッカー好きな方にとってみれば、夜な夜なあの綺麗に刈り込まれた芝生の鮮やかなグリーンを見ているだけでも心が躍ってくるってもんですよね。
でも逆に言えば、連日の夜更かしとサッカー観戦による興奮で、睡眠障害のリスクがぐんぐんと高まってきているとも言えるのです。「あれ?今までサッカーに夢中だったけどそう言えば・・・」なんて、心当たりのある方は、とりあえず以下の項目をチェックしてみてください。
- 一ヶ月以上にわたり不眠症状が続いている(寝つきが悪い、夜中に目覚めて苦しい、朝早く目覚めて二度寝ができない、熟眠感がない)
- 眠り出すと息が止まる
- 夜になると、足や手を動かさずにいられない非常に不快な感覚があり、寝付けない(ムズムズ、突っ張る、痛いなど)
- 眠っているのに手足や頭が動き続ける
- 眠っていて突然大声を上げたり、歩き回ったりする
- 夜中に突然足がつる(こむら返り)、パニック発作が起こる
- 夜、十分に睡眠をとっているはずなのに、昼間に居眠りを繰り返す
- 睡眠時間がとても遅くて直せない、昼夜逆転になっている、不規則で毎日ばらばらである
2年前の自分は、”一ヶ月以上にわたり”という部分を除けば、バッチリ(1)に当てはまってましたし、今思えば(2)とか(3)の症状もちらほら出ていたように思います。逆に考えれば、あのまま一ヶ月何の対策も講じずに放置していれば、本格的な睡眠障害に陥ってたってことなんでしょうね。
上記のような症状がある場合は、睡眠障害が強く疑われるとのこと。改善する様子が見られなければ、重症化する前に受診、できれば睡眠障害の専門医に診ていただくべきだと言えます。
ちなみに、睡眠に関する医学・医療の充実を図る目的で設立された日本睡眠学会は、睡眠障害に関する一定の知識と経験を持つ医師や歯科医師を、認定医および認定歯科医として認定しており、都道府県別の認定医リストを公開しています。
上図をクリックしていただくと、日本睡眠学会の公式HPが開きます。左サイドバーの赤い線で囲ったリンクより「睡眠医療認定医リスト(PDF)」がダウンロードできるページへ進むことができます。
睡眠に悩みがあるけど、どの病院で診てもらえばいいの?なんて方は是非このリストを参考にして、認定医が在籍している最寄りの医療機関にお問い合わせしてみてはいかがでしょう。
]]>日本の決勝トーナメント進出、なりませんでしたねぇ・・・残念(´・ω・`) 前半終了少し前に、ギリシャが1点リードしてるって速報が入って、さらに日本がロスタイムで同点に追いついた時には、思わず「よし、これでイケるぞっ!」なんて、小躍りして喜んだもんです。
前半の猛攻を見てると、追加点が入るのも時間の問題だと思えたし、むしろ2点差をつけることもそう難しく思えなかったんで、あとはギリシャが1点を守りきってくれるか、最低でもドローにもちこんでくれさえすれば・・・まさに絵に描いたお餅を見てヨダレをタラーリ垂らしてたわけです。
コロンビアが主力温存で、メンバーをガラリと入れ替えくる。そして、日本戦で引き分けたことで決勝リーグ進出の望みが残ったギリシャが、予想以上に踏ん張ってコートジボワールにまさかの勝利を上げる。
この前記事の希望的観測、ここまでは見事に当たってたんですが・・・肝心の日本がコロンビアに勝てなかったというオチでした(´・ω・`)
結局、コロンビアのエース、途中出場のハメロド一人にやられたって感じだったけど、そりゃぁ前半からあれだけ飛ばしに飛ばせば、後半は足が止まって当たり前ですよねぇ。
勝負の世界にタラレバはないけれど、もしも日本が前半で1点でもリードできていれば、あそこまで必死で攻める必要もなかったわけだし、後半もリスクを犯してまで点を取りに行くこともなかったんで、ひょっとすると・・・なんて考えると切なくなるのでやめときます。
まぁ、予選リーグ最終戦の後半途中まで、でっかい希望の光がギラギラしてたってだけで僕は満足。ホント、良い夢みさせていただきました。これでザックジャパンも解散みたいだけど、自分的には是非、今のサッカースタイルを引き継いでもらいたいなぁって思ってます。
ガチガチに守って守ってカウンターって言うサッカーは、勝率は上がるかもだけど見ていて面白くないですもん。いつぞやみたいに「君らスペインか!」ってくらい、ワンタッチパスを繋いで繋いでスコン!と目が覚めるようなゴール。
それを見て思わず「日本代表も強くなったよなぁ~」なんて、まるで子供の成長を愛でるようにしみじみと呟きつつ、ビールをグビっとあおいでは、来るべきワールドカップで日本が世界を驚かせてる様子を夢想してニンマリする・・・そんなサッカー観戦の渋い楽しみ方を教えてくださったザッケローニ監督、ありがとうございました!そして選手の皆さん、お疲れさまでした。
ソノ日暮はこれからも、サッカー日本代表を応援しています。
]]>またまた長いことご無沙汰をしてしまいました。ここのところ続けてSTAP細胞の件について書いてきたんですが、先日の若山先生の会見でいよいよアレな雰囲気が漂ってきましたよねぇ(-ω-;)
ま、今回はサクっと気分を変えて!旬なワールドカップのお話をば。「もうあかん(-ω-;)ニッポンオワタ…」と息も絶え絶えの諸兄も多いかとは思いますが…
大切な大切なギリシャ戦、引き分けちゃいましたね。まぁ、負ければその場で予選リーグ敗退が決定してたわけで、たとえクビの皮一枚でも繋がった状態で予選リーグ最終戦を観戦できる幸せってものもあると思うですよ。
日本が決勝トーナメントに進出するためには…
これ以上の神展開が必要なのだとか。現在の各国の状況を見るに、なかなかに高いハードルなわけですが、ここは一つ、”希望”と言う名の色メガネをかけて、ザックジャパンが決勝トーナメントへ進出するストーリーを展開してみましょう。
まず、コロンビアはたとえ2点差で日本に負けたとしても、コートジボワールが3点差以上で守備の固いギリシャに勝たない限り2位に落ちることはありません。現時点でコロンビアはほぼ1位通過確定、少なくとも決勝トーナメント進出は確定しました(←これが実は大きかったり)。
しかも、初戦で3対0と完勝したギリシャに、11人対10人の数的優位があったにもかかわらず得点できなかった日本を頭からナメてかかると思うんですよね。
日程的にキツいリーグ戦ですから、主力の何人かは決勝トーナメントに備えて温存しにかかることも十分に予想できるわけで、そうなってくると日本がコロンビアに勝つ可能性も十分にある無くは無いぞって思うんです。
でもって、ギリシャが決勝トーナメントに残れる可能性も、実は日本同様まだ残されてるんですよね。それにギリシャは日本がコロンビアに勝てるとは思ってないでしょうから、最終戦でコートジボワールに勝つことさえできれば、決勝リーグ進出が決まります。
なので、日本戦のように死にものぐるいでガチガチに守った上で、速攻をたった1本華麗に…でもまぐれでも何でも良いから決めてくれさえすれば…んがごっご(゚〇゚;)
とは言え、”ギリギリシャ”って呼ばれるくらいの財政難やら何やらで、ギリシャは最初から決勝トーナメントに残る気がないとも言われていますし、コロンビアvs.コートジボワール戦を見ると、あのコートジボワールがギリシャに勝てないなんてことも、そうそうないとは思うんですけどね^^;
まぁ、絶望して最終戦をボンヤリと眺めるよりも、たとえ一縷でも何でも良いから希望をもって熱く観戦する方が楽しいってもんです!最後の最後まで希望を捨てずに応援しようじゃありませぬか(`・ω・´)
niceのお返しもままならない状況でして、ソネブロの皆様には大変な不義理をして申しわけありません(*・ω・)*_ _)) 心苦しさマックスですので、今回より当分の間、niceも閉じることにしました。
ずっとアノ話題を取り上げてきた以上、一応の決着(自分の中での)はつけなくちゃなんないとも思ってたんですが、事の成り行きを固唾を呑んで眺めているうちに、正直なところだんだんとアノ話題に触れるのがイヤになってきちゃいました。
今もなお、STAP細胞は存在すると信じてる…とまでは言えないけども、存在して欲しいという願望はもっています。が、小保方さん側と理研側、双方が展開してる泥仕合を見てるとなんだか複雑な気持ちで一杯になります。
ずっとアノ話題を取り上げてきた以上、一応の決着(自分の中での)はつけなくちゃなんないとも思ってたんですが、事の成り行きを固唾を呑んで眺めているうちに、正直なところだんだんとアノ話題に触れるのがイヤになってきちゃいました。
今もなお、STAP細胞は存在すると信じてる…とまでは言えないけども、存在して欲しいという願望はもっています。が、小保方さん側と理研側、双方が展開してる泥仕合を見てるとなんだか複雑な気持ちで一杯になります。
もちろん小保方さんに残念な部分は多々あったようですし、結局は全ての責任を小保方さん一人になすり付けて、あとは知らん顔を決め込んでる先輩研究員も残念の一語に尽きます。
また理研の対応も最初から最後まで非常にお粗末だと言わざるを得ません。その主張もよく考えると矛盾だらけで、今はもう夢と消えましたが、ある意図が露骨に見え隠れしてましたもんね。
調査委の先生方には、とんだトバッチリを受けた人もいたりして少しお気の毒でしたが、再調査くらいしたってもええんちゃうの?と思わず関西弁がでてきそうな残念っぷり。
そして何より小保方さんの弁護士は、戦略を明らかに間違ってますよね。今の状況は小保方さんにとっては絵に描いたような最悪の展開です。もうちょっとマシな着地点が見つけられたような気がしてなりません。小保方さんの最大のミスは、画像の切り貼りとか取り違えなんかじゃなく、ひょっとすると弁護士の選択のミスだったのかもね。
以上、それらを面白可笑しく報じるマスコミも含めて、今回の一件は全ての登場人物が皆一様に残念で、結局なぁ~んにも救いようのないお話だったってことでしょうか(´・ω・`)
何か一つでも救いがあれば良いのですが…
]]>前々記事、前記事に引き続き、今回もアノ話題を。
小保方さんのあの会見以来、連日のようにマスコミによる報道がなされていますし、ネット上でも多くの方が様々な意見を発信されています。
ここでも同じようなことを並べてもつまらないんで、ちょっと違った視点から感じたこと、自分の意見などをちょろっと。
今や多くの記事やマスコミ報道は、小保方さんの会見中のコメントを一つ一つ取り上げては、その中に含まれる疑問点や矛盾点を挙げつらい、「ほれほれ、これでもあなたは小保方さんを信じますか?STAP細胞が存在すると思いますか?」みたいな、ワイドショー的な流れになっちゃってますよね。
でも、そもそも、あの小保方さんの会見の本来の趣旨は、あくまで理研調査委が出した「研究不正」判断に対する不服申し立てなのであって、STAP細胞の存否を証明する場ではなかったはずです。そこを多くの人が誤解しているように思うんです。
理研が断定した「研究不正」を覆そうとする時、重要なポイントとなるのが”悪意”の解釈です。なぜなら理研の規定上、悪意があることが”研究不正”の条件とされているから。
実際、あの会見においても、一度だけ”悪意”の解釈についての質問がありました。残念ながら小保方さんは理解をされていなかったようで、それ以外の質問にはおおむね誠意を持って答えられていたのに、肝心の”悪意”については、答えに窮した挙げ句に自ら答えることなく弁護士に振ってしまわれましたが・・・
まぁ、その辺の判断については、ここでとやかく議論するつもりはありません。解釈なんてどうとでも取れますからね。その結果、法律的に問題があれば訴訟に発展していくだけのことですし。
ただ、先だって行われた理研の調査委による報告と、今回の小保方さんの会見を見た僕の率直な感想は・・・
いくつかの点で理研の調査委による調査が不十分であったと。
もっと言えば、結論ありきな調査だったようにすら感じました。
でも、考えてみれば、論文画像の切り貼りを平気でやっちゃったり、核心部分の画像をうっかり取り違えちゃうような人物の論文なんて、理研のお偉いさんの手元に届くこと自体、普通じゃありえないことです。もはやこの論文は議論に値せずと判断されてしまってるのかも知れません。
それが証拠に、核心部分の画像の取り違いについて、小保方さんが主張する「単純なミス」を頭から否定して・・・
と、法的には結構無茶な判断を下したのにも頷けます。
とは言え、小保方さんにとってみればたまったものじゃないのもまた事実。”やっちゃいけないことを知らなかった””単純ミス”という彼女の主張を信じるならば、なんら悪意がないにもかかわらず、自分が長年心血を注いできた研究自体を、一方的に”不正”と断定されたんですから・・・
でもね、でもね。
(ここからは僕の勝手な考えなのでサラっと読み流してくだされ)
ここで理研が小保方さんの不服申し立てを却下して、研究不正があったと断定。論文はもちろん撤回。そして小保方さんは懲戒解雇。今後は理研の研究員としての立場ではなく、外部のオブザーバーとして、今後一年に及ぶ再現実験に外から力を貸していただく・・・
とすることの実質的なメリットって何かあります?
「もはやSTAP細胞なんて存在するわけがない。でも、このままじゃ国民や世界が納得しないから、理研の責任において、とりあえず一年間は再現実験と言う名の尻ぬぐいをしなくちゃいけないよなぁ・・・」
そんなことを理研が考えているなら、それもありかも知れないけど、実際はこれ何もメリットないですよね。
だったら、確かにあやしい点はまだ沢山残ってるけど、研究不正があったとまでは認定せず、小保方さんをそのまま理研に置いて、彼女に再現実験を託してみれば良いんじゃないでしょうか。
もちろん再びリーダーに戻してとは言いません。あくまで丹羽さん主導の下で、200回以上もSTAP細胞の作製に成功している小保方さんを中心メンバーの一人に加えずに再現実験に当たる意味がわかりません。
「研究の信頼性が担保できない」なんて意見もあるけど、以前のように小保方さん一人にSTAP細胞の作製を任せきるのではなく、しっかりとしたチェック体制を整えれば良いだけの話ですし、その実在性さえ確認できれば、信頼性なんて後でなんぼでも付与できますもん。
どちらにしても、今後1年間は費用も優秀な研究者も使って再現実験をしなくちゃいけないわけだから、「STAP細胞なんてホントにあるのかなぁ?」なんて疑っている人が実験に当たるよりも、「STAP細胞はあります!」と信じている人、少なくとも皆の前で断言できる人が当たった方が、STAP細胞の存在を立証できる可能性が高まるように思うんですよね。
しかも、その場合のデメリットと言えば、小保方さんへ支払われる理研研究者としての報酬と、「まだ彼女を信じるのか!なぜクビにしない?」という世間からバッシングを受けることくらい。
まだまだ未熟な研究者だと分かっていた小保方さんを、STAP細胞研究のユニットリーダーにまで祭り上げてしまった責任がある以上、理研には最後までバッシングを存分に受ける義務があるのではないかと。クビ切ったら終わりだと思ったら大間違いざます。
まぁ、どうせ狙ってた特定国立研究開発法人の指定は、夢と消えることが決定的になっちゃったわけだし、日本どころか世界中を騒がせたんだから、それくらいのケツ拭きする覚悟はしてもらわなくっちゃね。
また、小保方さんにとってみれば、自らに着せられた濡れ衣を晴らす最後のチャンスを得ることになります。是非とも頑張っていただきたい。自分も含めて、STAP細胞の存在を熱望する世界中の人々が朗報を待ってることを忘れないで…
]]>未熟な私に、もし研究者としての未来があるのでしたら、やはりこのSTAP細胞が…誰かの役に立つ技術まで発展させていくんだという想いを貫いて研究を続けていきたいと考えております。
STAP細胞に関しては、当初から疑問の声などが各所で指摘されてはいたけれど、そもそも論文の撤回へと大きく動き出したのは、論文の共同執筆者である若山さんの「信用できなくなった」と語った会見からだったと思ってます。
その会見は平成26年3月10日でした。
その発言のきっかけになったのは、STAP細胞論文中の画像が、あろうことか小保方さんの博士論文で使用した画像に酷似していることがわかったからだったように記憶しています。
一方、先日の理研の会見の後、それまで口止めされていた(とされている)小保方さんのコメントが文書で発表されました。
そのコメントの全文はコチラ↓
小保方氏 コメント全文 「STAP発見が捏造と誤解される」
その中で、問題箇所の画像の使い回しはあくまで彼女が意図せずに誤って掲載してしまった結果であると、単純ミスに過ぎないんだと明言されていました。
まぁ、その辺はあくまで小保方さんの主張であって、事実かどうかはわからんのだけど、問題はその後の文章。
「真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。
中略
論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。」
もしも本当に真正な画像データが存在し、ネイチャーに対しても既にちゃんと訂正論文を提出しているのであれば、論文を撤回する必要なんてないですよね。若山さんの「信用できなくなった」発言も、いろんな要因が積み重なった結果なのかもしれませんが、少なくともその発端となった部分がこれで解消されるわけですから。
って、そこも重要なんですが、一番の問題はそこじゃなくて・・・
ネイチャーに対して訂正論文を提出した日付です。
> 平成26年3月9日。
つまり、この日付は先の若山さんの「信用できなくなった」会見が行われる前日なんですよね。小保方さんのコメント通り、3月9日付けで”執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出”していたことが事実であるとするならば、若山さんはあの会見でウソをついていたことになりませんか?
すなわち、あの会見の段階では、問題箇所の画像は単純ミスによる別画像を掲載したものだということが判明しており、さらに真正な画像はちゃんと他に存在していて、既にその前日、ネイチャーへ訂正論文を提出していることになります。
たった1日の違いですから、百歩譲って時差等の関係で事が前後していると考えても、少なくともそれよりも数日前には訂正論文を作成しているわけで、論文執筆者の中心人物たる若山さんがそのことを知らなかったってのは考えにくいと思うですよ。
もちろん、若山さんが論文訂正に関して蚊帳の外だった可能性もありますし、若山さんがそれら全てを知りつつ、あえてあの会見では口をつぐんでいた可能性もあります。大きな、大きな力が働いていたのかもしれません。逆に、小保方さんがデタラメを並べてる可能性も否定できません。
理研、若山教授、小保方博士。この中の誰がホントのこと言ってて、誰がウソついてるのかは正直わかりません。
でも、こう言っちゃ語弊はあるけども、極論をすれば・・・僕らにとってはそんなことはどうだって良いこと。信頼性の確保だとか、メンツだとか、責任問題の追及だとか、そんなことはどうだって良い。
要はSTAP細胞が本当に存在するのかしないのか?
重要なのは、ただその一点です。
理研はこれから約1年をかけて、STAP細胞が本当に実在するのか否かを一から検証するのだとか。野依理事長主導の下、論文執筆者の一人である丹羽さんをリーダーにして検証作業を進めていくとは書いてあったけど、その中に小保方さんは含まれるのかはどこにも書いてありませんでした。
理研との対立が明確化した現状にあって、小保方さんがその検証プロジェクトにメンバーとして参加することは難しいのかも知れませんね。
でも、これまでの色んな記事を読むに、STAP細胞作製のキモの部分はすべて小保方さんが担当していたようですよね。だとすると、彼女を抜きにした再現実験ってどうなんでしょ?
これまで色んな専門家がテレビ等に登場して、今後のSTAP細胞研究について意見を述べられてるけど、そのどれものが「もはや研究意欲はダダ下がりで、もう誰もやりたがらないんじゃないか」的な表現をしておられました。
そんな研究に理研がわざわざ大金を投じて、優秀な研究者を使って、フリダシに戻っちゃった感のある研究の検証作業なんてまともにやっていただけるんでしょうか?一年間お茶を濁すような検証作業の末、「やはりアレは小保方さんの捏造でした。」みたいな結論を出してチャンチャン。ってなりそうな気がしないでもないような…(´・ω・`)
小保方さんに対する批判は様々あります。論文の書き方だとか、データ管理の甘さだとか、果ては研究ノートが3年間で2冊とかありえん!とか・・・確かに科学者としては普通じゃないのかも知れないけれど、いつの世も天才ってのは普通の人の感覚とは違うんですよ。
もしもです。
もしも本当に小保方さんがSTAP細胞を発見していたとしたら、人類は非常に大きな損失をすることになると思うんですよね。たとえそうならずとも・・・
例えば数年後、外国の研究者がこれまでにない新しい万能細胞作製に成功!その論文には何だか小難しいことが書いてあるけど・・・あれ?これって結局、何年か前に捏造だの何だのと騒がれた割烹着のリケジョが作った”SMAP”だか”STAMP”だか言う”若返りの細胞”と同じじゃないの?なんてことになれば・・・日本は大損ぶっこいちゃいますよ(´・ω・`)
]]>すっかり月一ブロガーになり果ててしまった私を、あなたは時々、遠くで、叱って。あなたは私の青春そのもの・・・なんて、とっても甘酸っぱい匂い漂う弥生三月。ソネブロの皆様、お久しぶりでございます(*・ω・)*_ _))
前回記事にしたSTAP細胞と小保方さん、何やらエラいことになってますねぇ。
前記事ではただ単に、マスコミの暴走ぶりが、今後のSTAP細胞研究の邪魔にならなきゃ良いけどなぁ・・・なんて、危惧していただけだったんですが、それがここに来て現実になるどころか、論文撤回なんて事態にまで発展してしまいました。
誰もが驚いた世紀の発見に、小保方さんを必要以上に祭り上げたのがマスコミなら、天高く担ぎ上げた”おみこし”を、今度は一転して地に叩きつけたのもマスコミです。果ては今回の論文とは直接関係のない博士論文まで精査して、コピペだの何だのと騒ぎ立てる始末。これって一体なんなんでしょうねぇ。
確かに、論文の肝となる部分の画像に別研究の画像が使われるなんてことは、普通はありえないことでしょうし、あってはならないことなんでしょう。しかし、STAP細胞のなんたるかすら大して理解していない外部の者が、まるで鬼の首でもとったかのように寄ってたかって責め立てる様は、見ていて非常に不愉快になりました。
小保方さんは今回の件で、STAP細胞の存在だけでなく、研究者としての資質まで大々的に疑問視されてしまったわけですが、これ普通の人なら立ち直れませんよ。もしも本当にSTAP細胞の存在が立証された時、マスコミは一体どう対応するんでしょうね。どうせまた前回同様、「様々な苦難を乗り越えて~」みたいなストーリーで天高く祭り上げるんでしょうが・・・
最後に、ネイチャーに論文が掲載される難しさと、ネイチャーへ掲載されることの本当の意味から今回の報道の未熟さを解説している素晴らしい記事がありました。
とても全文を抜粋するわけにはいかないので、ここでは「ネイチャーへ論文が掲載されることの本当の意味」の部分だけでも引用しておきたいと思います。興味のある方は是非、全文を読んでみてください。
STAP細胞は“黒”か、“白”か?(河合薫)『 要するに、(ネイチャーへの)論文掲載は、あくまでもスタートライン。「これは議論に値する△(サンカク)です。△を○(マル)に近づけ、世の中に貢献するために、さぁ、みなさん、議論をはじめましょう!」と、専門家たちがスタートの旗を振った。今度は世間から、「◯」をもらう作業が始まるのである。
つまり、小保方博士の研究結果は、肯定されたわけでも、否定されたわけでもない。まさしく△。将来、結果的に〇になることもあれば、残念ながら×になることもある。だが、仮に×になったとしても、小保方博士の研究結果は、「細胞の初期化メカニズムに迫る上で、極めて有用です」という山中教授の言葉どおり、意味のある発見なのだ。』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawaikaoru/20140311-00033449/
現時点でマスコミが○か×かを求めるなんざ、ちゃんちゃらおかしい話ってことですよ。この研究発表によって、この分野における日本の信用が失墜するだとか、理研に投入された税金が無駄になるだとか、何もわからない外野が現段階で騒ぎ立てて得することってあるんでしょうか?僕には損失しか思い浮かびません。
場合によっては人類を救う程の大発見になる可能性のある研究なんだから、もっともっと長い目で、議論が成熟し、研究が進んでいくのをじっくりと待つべきですよね。それができないのであれば、せめて足をひっぱるようなことだけはしないでいただきたい。
]]>うかうかしてる間に1月がしれっと通り過ぎてしまいました!とってもとっても今更なんですが・・・ ソネブロの皆さん明けましておめでとうございます<(_ _;)>
今年ももう残り11ヶ月しかありませんが、 どうぞよろしくお願い致しまする^^;
さて、このブログでは以前よりiPS細胞に関する話題をよく取り上げていたんですが、今回、STAP細胞なる新たな万能細胞が発表されました。
STAP細胞に関する詳しい説明とか、これまでの研究の経緯なんかは、すでにマスコミで散々取り上げられていますので、今更ここで突っ込んで書こうとは思わないんですが、開発した小保方さんが色んな意味でマスコミウケのする方で、偉大な研究成果そっちのけで、リケジョだの割烹着だの、果ては小学校の卒業文集だとか中学生時代に作った詩まで掘り起こされたりして、下賤なマスコミの格好の餌食になってしまってる感が否めません。
非常に残念です。彼女にとっても、再生医療研究にとっても、これかが大切な時期なのに・・・これまで通り研究に没頭できる環境がいち早く戻ることを願ってやみません。
もともとこの分野にスゴく興味があったので、今回の研究成果に関する記事をいくつも読んだんですが、小保方さんのスゴさを研究者目線から客観的に表現してるって感じた記事の一文を、最後に引用しておくことにします。読売新聞による小保方さんの共同研究者である山梨大学生命環境学部の若山照彦教授との一問一答の一部です。
Q : 今や全国のヒロインとなった小保方さんに続く若手研究者は今後出ると思うか。
A : 「彼女は次元が違い、難しいかもしれない。小保方さんのように世紀の大発見をするには誰もがあり得ないと思うことにチャレンジすることが必要だ。でもそれは、若い研究者が長期間、成果を出せなくなる可能性があり、その後の研究者人生を考えればとても危険なこと。トライするのは並大抵の人ではできない」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140202-OYT1T00332.htm
いくら信念と確信があったとは言え、あのネイチャーをして「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」とまで言わしめた、まさに雲をつかむような研究テーマです。上のコメントを残された共同研究者である若山教授ですら、「情熱はあってもおそらく無理だと思っていた」のだとか。
そんな生物学の常識からはかけ離れた研究テーマに対して、5年もの長きに渡り、ご自身の研究者生命を賭して挑み続けられたという点に小保方さんのスゴさを感じました。これを単に”女子力”なんていう軽々しい流行言葉で片付けちゃうマスコミに対して、今夜は豆などぶつけてやりたい気持ちで一杯です。
鬼は~そと。
そして、福は~うち( 。・_・)ノ~゜
]]>思い起こせば・・・給湯器、エアコン、ウォシュレット、ファックス、電気シェーバーなどの電化製品たち。さらに電化製品以外にも、キッチン用の水栓や、前回話題にしたデスクチェアなど、今年はそう簡単には故障しないって思ってたモノが、まるで示し合わせたかのように相次いで故障する一年でした(´・ω・`)
色んなモノの寿命が、ちょうど今年にピッタリ合っちゃっただけなのか、はたまた景気回復のためにとにかく消費せーと言う安倍さんの呪いなのかはわかんないけど、それらの必要なモノを買い換えていくうちに、なかばやけくそ気味に財布の紐が緩んで今まで欲しかったモノをホイホイ買っちゃった一年でもあります^^;
でも、こうやってそれぞれの消費が少しずつ増えていくことで、世の中にお金が回っていくわけで、ニッポンの景気回復のために、本当に本当にささやかではありますが、自分なりの貢献ができたんじゃないかなという妙な満足感みたいなものがあるようなないような・・・
来年は一体どういう一年になるんでしょうね。
個人的にはソチ五輪やサッカーワールドカップがめっちゃ楽しみなわけですが、我が家にとって来年は記念すべき年でもあるので、何か思い出に残るようなことがしたいって秘かに考えていたりします。
そして今年は念願のブログ再開が叶ったにもかかわらず、結局あまり更新できずに終わっちゃいましたが、来年こそは…との反省と願いをこめて。
ソネブロの皆様どうぞ良いお年をお迎えください<(_ _;)>
2013年 大晦日。
]]>またまた長いことご無沙汰をしてしまいました<(_ _;)>
どうやら一度ついたサボり癖はなかなか抜けてくれないようで、ふっと気付けばトップにデカデカと強制広告が・・・
コレをいつまでも表示しとくと、長いことサボってるのバレバレですし(広告が表示されてなくてもバレバレですが^^;)、開く度に情けない気持ちが溢れてくるんで、苦しまぎれの更新しときます!
先日、5年ほど酷使してきたデスクチェアがお亡くなりになりました。で、近所にあるニトリへ行って、いくつか展示されていた椅子に順番に試し掛けしてみたんですが、なかなかしっくりくる椅子が見つかりません。5年前に、今回壊れた椅子を買った時には、腰掛けた瞬間に「これだ!」的な運命の出会いがあったんですが・・・
そんな中で一つだけ、ちょっとひっかかった椅子があったんです。この記事の最初に貼り付けた写真がその椅子なんですよね。パッと見はごくごく普通の椅子で、背もたれがメッシュ状の布でできていて、特に暑い夏とか蒸れなくて良い感じなんですが・・・次の写真を見てみてくだされ。
ご覧の通り一風変わったフォルムをしています。やっぱり最初に座った時は、「何これ!!」ってくらい腰に違和感があったんです。しかもこの部分、弾力性はそこそこあるんですが、内部になかなか強靱なベルトが仕込んであって、結構な力で背後から押し戻してくるんです。
でも、そこで考えたんですよね。この椅子って姿勢の良い人が座れば、ひょっとすると気持ち良いんじゃないのかな?って。んでもって、この今感じてる妙な違和感に慣れることで、自分の乱れに乱れた座り姿を矯正することができるんじゃないかな?って。そんな妙なポジティブシンキングでもって思わず勢いで買っちゃったんですが・・・
正直、甘かったです(´・ω・`)
座り初めてかれこれ2週間ほどになりますが、一向に慣れるどころか、僕の腰を容赦なく押し続ける強靱なベルトを、カッターナイフか何かでバッサリ切り落としたい衝動が日増しに強くなってきています。
一体この変テコな椅子に慣れる日がくるのでしょうか? やっぱり椅子は最初に座った時の第一印象を、自分が考えている以上に大切にすべきなのかも知れませんね。良い勉強になりました・・・
なかなか更新できないばかりか、皆さんのブログへの訪問も滞っている状況ですので、しばらくの間はコメント欄は閉じておくことにしました。とりあえず軽くでも良いので、ブログを更新する”癖”ってやつをちょっとずつでも身につけていこうと密かにたくらんでます(`・ω・)b