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花粉症の画期的な治療薬も!アレルギー性鼻炎の原因物質を解明
今や日本では「国民病」とも言われている花粉症。毎年約420万人もの人が新たに発症するとの恐ろしいデータもあるのだとか。またロート製薬が行った「子供の花粉症アンケート」によると、なんと子供の3人に1人が花粉症を発症しているとの結果も・・・花粉症患者の成人層の広がりだけでなく、最近では低年齢化も問題になっています。
そんな花粉症に関して今回、素晴らしいニュースがありました。兵庫医科大の善本知広教授らの研究チームが、その原因となるタンパク質を突き止めることに成功したのだそうです。この原因タンパク質の活動を抑制する方法が見つかれば、花粉症のより有効な新しい治療薬の開発につながる可能性があるのだとか。
花粉症患者の血清中に高濃度で含まれるタンパク質に注目!

そもそも、花粉症などのアレルギー性鼻炎の多くは、鼻の粘膜に付着した花粉に、もともと身体に備わっている免疫物質が反応し、化学伝達物質のヒスタミンなどを放出するなどして、くしゃみや鼻水といった症状を引き起こすと考えられています。
研究グループは、ウイルスや花粉などの異物が体内に侵入した際に、免疫細胞に警告を発するために生成されるタンパク質「インターロイキン33(IL-33)」が、花粉症患者の血清中に高濃度で含まれていることに注目し、次のようなマウス実験を行ったのだとか。
花粉を注射してアレルギー体質に変えたマウスと、IL-33を作る遺伝子を持たないマウスを用意。花粉に触れさせたところ、アレルギーマウスは10分間に約70回くしゃみをして鼻の粘膜が膨らんだが、欠損マウスは20回余りで粘膜も正常だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000112-jij-sociリンク切れ
鼻づまりのときに粘膜に集まる免疫細胞の数も、IL-33が作れないマウスは、アレルギーマウスの半分から5分の1程度と少なかったことから考えても、このIL-33が花粉症の諸症状であるくしゃみや鼻水の直接の原因となっているヒスタミンの産生や免疫細胞を鼻粘膜に集めることに大きな役割を果たしていると考えられるのだとか。
花粉症の画期的な新治療薬開発に期待
このタンパク質「インターロイキン33(IL-33)」が花粉症の全てを制御しているとまでは言えないものの、花粉症の発症システムの一番上流にある物質であることは確かで、その放出や作用を抑制する方法が見つかれば、花粉症の画期的な新治療薬の開発につながる可能性があるのだそうです。さらなる研究に期待しましょう!
共通テーマ : 健康 | カテゴリ : 花粉症
タグ : アレルギー性鼻炎の原因物質 花粉症の画期的な治療薬 善本知広 花粉症 原因タンパク質 ヒスタミン インターロイキン33 IL-33 くしゃみや鼻水
まだ、「新しい治療薬の開発につながる可能性がある」
止まりなんですねぇ(;_:) 早く開発して欲しいです(>_<)
by まつき (2012-04-06 17:51)
ノーベル賞ものです。^^
by よしあき・ギャラリー (2012-04-06 18:16)
花粉症に良く効くお薬、早く欲しいわ~。
by ぴーすけ君 (2012-04-06 20:20)
ソノ日暮 さん、こんばんは。
いつもお世話になっております。
今のところ幸い花粉症に縁がないので助かっています。
花粉症の方を傍で見ていても
かなりきつそうですもんね~
by uryyyyyy (2012-04-06 21:17)
花粉症の治療薬開発に期待します。
ただただ辛くてビールも飲む気になりません(;_;)
by kumakichi (2012-04-07 00:04)
> まつき さん
残念ながらそうなんですよねぇ(-ω-;)
でも、これまで謎だった、
「花粉症の発症システムの一番上流」が解明されたわけで、
これから急速に研究が進むやもしれません。
期待しましょう!
> よしあき・ギャラリー さん
もしこれで花粉症の画期的な特効薬が開発されたら・・・
日本の・・・世界の生産性がぐぐっとUPしますもんね!
> ぴーすけ君 さん
ワンシーズン、うんにゃ1日でも早く欲しいですよね~
眠くならなければもっと良いんですが・・・
> uryyyyyy さん
こちらこそいつも勝手にお邪魔しております^^;
縁がないなんて、もんのすごく羨ましいです!
でも、花粉症ってよくコップの水に例えられるんで、
いつ溢れだすかわかりませんよぉ~
このまま逃げ切れると良いですね!
by ソノ日暮 (2012-04-07 00:14)
> kumakichi さん
パパさんも花粉症でしたねぇ(-ω-;)
ハル君が大きくなるまでには、
きっと特効薬ができてますよ^^
by ソノ日暮 (2012-04-07 00:16)