ビールを飲めば飲むほど体内から水分が奪われてしまう!アルコールの二重の罠
昨日、関東甲信越から中国・四国へかけての広範囲で梅雨明けが発表されたましたが、その直前の7月9日~15日の1週間で、熱中症により病院に搬送された人が、全国でなんと2,483人に上ったとの発表が、今日総務省消防庁からありました。
もちろんこの数字は、今年に入って最も多い数字で、その前の週・・・つまり、7月2日~7月8日の間に搬送された979人と比べると、この1週間で実に2.5倍にも急増したことになります。今後も蒸し暑い日が続くことが予想されますので、こまめな水分補給などの熱中症対策が必要ですね。
通常の水分補給法については、現在では多くの情報番組や新聞、雑誌の記事などを通じて広く行き渡っている感がありますが、その一方でアルコールに関する注意点は意外に知られていないようです。夏本番を迎えたこの時期、特にビールが美味しい季節なわけですが、ビールで喉の渇きは癒せても、水分を補給するどころか、逆に体内の水分を奪ってしまうことをご存じですか?