チョコレートを食べると太る?実はその逆かも知れないと言うウソのようなホントの話
チョコレートは主成分であるカカオに含まれるポリフェノールによって優れた抗酸化作用が期待されるだけでなく、心臓血管疾患のリスク低下など、これまでにも多くの健康効果が報告されてきました。
その一方で高脂肪、高カロリー食品であるがゆえに、たくさん食べると太ってしまう・・・なんてイメージが強いのも事実ですね。ところが今回、アメリカのカリフォルニア大学の研究チームによる調査の結果、実はその逆で、チョコレートを良く食べる人は、あまり食べない人に比べてBMI(身長からみた体重の割合を示す体格指数)が低いと言う結果が得られたのだそうです。
食生活の欧米化で前立腺が危ない!日本古来の食生活で前立腺がんを予防する
ほんの数十年前までは、日本人の前立腺がんの発症率は欧米人の約4%程度でした。ところこの前立腺がん、近年は増加傾向にあると言います。そもそもこの前立腺がんは、欧米では非常に発生率の高いガンで、男性死亡者の死因の約20%とトップを占めているんだとか。日本でも最近の増加傾向から考えると、このままでは近い将来、男性のがんによる死亡者の上位になると予測されています。
睡眠時間が少な過ぎても、多過ぎても心臓疾患のリスク激増!
以前に「睡眠の日」に関連して、睡眠時間が少なすぎる人も多すぎる人も、糖尿病や高脂血症の発症リスクを高めるっていう記事を書いたことがありますが、今回、アメリカのロザリンド・フランクリン医科大学シカゴ・メディカル・スクールの研究チームが、睡眠時間が少なすぎても、逆に多すぎても、心臓疾患を発症する割合も高くなるという研究結果を発表しました。
ビタミンCだけじゃない!レモンの秘められたパワーを徹底活用する
レモンと言えば「ビタミンC」と言うくらい、その形状や色などから、ビタミンCを豊富に含む食材の代名詞かのようなイメージがあります。ところが実際には、レモンのビタミンC含有量はそれほど多いわけではなく、同じ柑橘類であればグレープフルーツや柚子の方が多く含んでいますし、むしろ赤ピーマンやパセリ、芽キャベツなどの野菜類の方がより多くのビタミンCを含んでいると言えます。しかし、レモンのウリはビタミンCだけではないんですね。実はレモンにはそれ以外にも凄いパワーを秘めているんです。
就寝前に暗い室内でパソコンや携帯はダメ!体内時計と光の関係
そもそも人間の体内時計は約25時間周期なんだそうです。つまり実際の1日とは1時間の時差があることになります。もっともこの1時間の時差は、起床時に太陽光線を浴びて脳の視床下部が刺激されることでリセットされるので、通常は何ら気にする必要はありません。しかし、不規則な生活を送っていると、このリセットの時間が次第に後ろへとずれ込み、この1時間の時差が積み重なることにより、やがて夜型へと移行していきます。
骨粗しょう症予防にサバの水煮缶詰が注目されるいくつかの理由
最近ではかなり周知されてきた骨粗しょう症ですが、今だに日本の患者数は高齢女性を中心に年々増加していて、自覚症状のない未受診者を含めると推計で1300万人に上るとも言われています。そんな骨粗しょう症の予防に、昔ながらの「サバの水煮缶詰」が今、注目されているというお話です。
心臓発作のサインを発見!心臓発作がいつ起きるのか?を血液検査で予測可能に
心臓病の原因としては、高血圧や高脂血症、喫煙、糖尿病、肥満、ストレスなどなど、これまでの研究によって具体的に特定されてはいるものの、心臓発作がいつ起きるのか?その可能性を予測することまではできませんでした。ところが今回、心臓発作を起こした患者さんの血液から”心臓発作のサイン”と見られる特殊な形状の血液細胞が発見されたんだそうです。
1日にたった数粒のベリーを食べていつまでも若い脳を手に入れる!
ベリーにはイチゴやブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど様々な種類がありますが、これらのベリー類を1日にたった数粒摂取するだけで、精神機能の低下など加齢にともなう衰えを予防し、鮮明な記憶の維持に役立つという研究結果が米国化学会により発表されました。
「猫ひっかき病」ってのをご存じですか?
ネコにひっかかれたり、噛みつかれたりした傷が、10日ほど経った後に赤く腫れてしまったり、リンパ節・・・つまり、ネコによる傷が手であれば脇部分、足であれば足の付け根部分が腫れてしまったり、発熱が長く続いたり、全身の倦怠感や吐き気などの症状が出たことはありませんか?それは「猫ひっかき病」かもしれません。
過換気症候群では絶対に死ぬことはないんだ!
過換気症候群とは、精神的な不安やパニックなどの心理的な要素によって呼吸が浅く、そして早くなって過呼吸状態に陥る心身症の一つです。呼吸を必要以上に行うと、体内から二酸化炭素が必要以上に排出されてしまい、血液中の二酸化炭素濃度が減少して血液がアルカリ性に傾きます。この血液がアルカリ性に傾いた状態は息苦しさをもたらし、神経系や意識が酸欠状態として誤認してしまうんですね。その結果、さらに激しい呼吸を行ってしまうというわけ。すると血液中の二酸化炭素はより減少してしまい、症状はさらに悪化する・・・こういう悪循環に陥ってしまいます。